Ansys Speos 2026 R1
2026年3月リリース
Ansys Speos 2026 R1 では様々な機能の改良・追加が行われました。
一部を抜粋して下記の通り紹介いたします。
操作性の向上
・光線の経路表示時のアニメーション機能の追加
IntaractiveシミュレーションやLight Expert機能を使用して光線の経路を表示する際に、アニメーション表示が可能になりました。
アニメーション表示を使用して光線を段階的に表示させることで、反射や屈折、散乱の挙動をより直感的に理解することが出来ます。

・3Dビュー上での結果表示の透過率の変更機能
解析で得た照度分布などの解析結果を3Dビュー上に表示した際に、透過率を変更できるようになりました。
これにより解析結果と光線経路やジオメトリを同時に表示した際に、光線の伝搬の様子やジオメトリの形状を把握しやすくなりました。
また、光線が到達せずに値がない箇所については、設定した透過率に関係なく透明に表示させることも可能となりました。

・既存の解析システムの設定を新規システムへコピー
新しく解析の設定を行う際に、既存の解析システムと同じジオメトリや光源、センサーを使用したい際に、既存のシステムから解析設定のコピーを行うことが出来るようになりました。
異なる解析タイプ間でもコピーが可能で、ダイレクトシミュレーションで作成した解析設定をコピーして、インバースシミュレーションやインタラクティブシミュレーションで作り直すことが可能です。
※解析タイプ間で互換性のない設定はコピーされません。

Optical Part Design の機能強化
・複数パラメータの同時編集の対応
Optical Part Design機能でグループパラメータや制御点パラメータなどのテーブルパラメータを変更する際に、複数のパラメータを同時に選択して変更することが可能になり、複数のパラメータを同じ値に変更する際に一括して変更出来るようになりました。

・Lightguide機能の最大プリズム高さの設定の追加
Lightguide機能のハイブリッドモードで、プリズムの最大高さを設定することが可能になりました。
※ハイブリッドモード: ボディに対してプリズムの追加・削除の両方を行うことが出来るモード
この機能を使用して、プリズムの最大高さに制約をかけることができ、ライトガイド周辺の機械部品と干渉することなくライトガイドのプリズムを生成することが可能となります。
この際、最大プリズム高さを超えたプリズム部分は自動的に除去されてライトガイドが生成されます。

・Optical Surface/Lens 機能の複数面でのトリミングに対応
2025R1のアップデートでOptical Surface/Lens機能に対してトリミング機能が追加され、Optical Part Design機能で光学部品を作成しながら形状をトリミングすることが出来るようになりました。
2026R1では、このトリミング機能が強化され、複数面でのトリミングが可能となりました。
これにより、Optical Part Design機能でトリミングを行いながら、より複雑な機械部品の形状に合わせて自動的に光学部品を作成できるようになりました。

