3次元光学解析ソフトウェア Speos 製品概要

Ansys Speos(以下Speos)では3次元ダイレクトモデラー「Ansys SpaceClaim®(アンシス スペースクレイム)」、および専用の光学設計ツールにより柔軟で高速な光学設計を可能にします。また、迷光、ホットスポット、均一性を正確に予測してシステムの性能を確保したり、様々な波長域での照度や光度、輝度の評価が可能です。さらに光源や散乱現象を測定しシミュレーションに利用することで材料や光源の選択を検証し、システムが設計要件に合致するかを確認できます。

Speosの特長@ 人の目の感度を再現した見栄え評価機能:Human Vision

生理学的な人間の視覚モデルに基づいてシミュレーションを行い、色、コントラスト、調和、光の均一性と強度を最適化することで視覚的な知覚品質を向上させ、昼間や夜間の視覚を含む周囲の照明条件を考慮した見栄え評価が可能です。Speosは3Dバーチャルリアリティモデルを提供し、完全な没入感を実現します。

Speosの特徴A リアルタイムレンダリング:Speos Live Preview

Speos Live PreviewではNVIDIA社製のGPUの計算処理能力を利用し、リアルタイムシミュレーションを実行できます。またこのシミュレーション機能とレンダリング機能を利用することで、リアルタイムにレンダリング表示が可能になり、製品開発の納期短縮につながります

Speosの活用例

人の肌の測定とシミュレーション

眼球モデルと内部の光線追跡シミュレーション

車両用HUDの描画シミュレーション

ヘッドランプの光学解析シミュレーション

VRソリューション Ansys VRXPERIENCE製品概要

Ansys VRXPERIENCEにはVR空間で照明された空間を可視化するソリューションと仮想環境で車載(ADAS用センサー、ヘッドランプ、ドライビングシミュレーター)の光を用いるシステムの振舞いを評価する複数のソリューションがあります。
複数のソリューションとは以下の6つです。

  • Ansys VRXPERIENCE Light Simulation
  • Ansys VRXPERIENCE Perceived Quality
  • Ansys VRXPERIENCE HMI
  • Ansys VRXPERIENCE Driving Simulator
  • Ansys VRXPERIENCE Headlamp
  • Ansys VRXPERIENCE Sensors

必要に応じてSpeosを用いた物理法則に基づくシミュレーション結果を利用するため実際の物理現象に忠実な結果を確認でき、実試験やプロトタイプ作成の頻度を削減できます。
これにより、開発期間の短縮やコスト削減も期待できます。

Ansys VRXPERIENCE Light Simulation 概要

Ansys VRXPERIENCE Light Simulationを使用すると、3D視覚化および仮想プロトタイピングソフトウェアとSpeosによる物理ベースの照明シミュレーションソリューションを組み合わせることができます。
この独自のソリューションをすべての材料と光源の正しい光学特性を設定することで、完全にリアルな仮想表現を作成できます。
また、Autodesk VREDとVRXPERIENCELight Simulationと連携が可能なため、Autodesk VRED上で製品の見栄えを確認ができます。


Ansys VRXPERIENCE Light Simulationによる生成画像

Ansys VRXPERIENCE Perceived Quality 概要

Ansys VRXPERIENCE Perceived Qualityは、照明、色、材料のバリエーションを含む設計評価のための物理ベースのリアルタイムソリューションです。究極の仮想顧客体験を提供するその正確な視覚的レンダリングは、完全に没入型の仮想環境で、デザイナー、スタイリスト、またはエンジニアが将来の製品がどのように見えるかを正確に見て体験するのに最適な方法です。
照明、素材、仕上げの組み合わせが目に心地よいものになるようにすることで、コストを増やすことなく、可能な限り最高の知覚品質を実現できます。

VRXPERIENCEを用いて航空機内部の照明をVR空間で可視化した画像(左:点灯状態、右:常夜灯のみ点灯)

Ansys VRXPERIENCE HMI概要

Ansys VRXPERIENCE HMIは、視覚シミュレーション、目と指の追跡、触覚フィードバックを通じた仮想ディスプレイとアクチュエータを含む自動車や航空機のコックピットHMI設計のテストおよび検証環境を提供します。
VRを使用した次世代車両の完全なHMI評価により、製品の検証に必要な高価な物理プロトタイプの数を減り、設計時間とコストを削減できます。


視覚シミュレーションとシステムに対する操作性を仮想環境で評価

Ansys VRXPERIENCE Driving Simulator 概要

Ansys VRXPERIENCE Driving Simulatorは、さまざまな目的や性能要件に対する検証が可能な仮想ドライビングシミュレーターです。
SCANeR™を搭載したAnsysVRXPERIENCE Driving Simulatorを使用すると、仮想運転環境内でシナリオの組み立て、ソフトウェアのテスト、車両のダイナミクスの検討、センサーの体験を行うことができます。
これにより、パフォーマンス結果を分析するためのバーチャル環境の運転ラボを構築できます。


AnsysVRXPERIENCE Driving Simulatorの操作インターフェース

Ansys VRXPERIENCE Headlamp 概要

Ansys VRXPERIENCE Headlampでは、ヘッドランプの配光パターンや制御を動的に検証できます。
また、Ansys VRXPERIENCE Driving Simulatorと接続することで、仮想運転環境でのヘッドランプ検証を人間工学的観点で行えます。さらにSCADE/Simulink/C++と連携することでインテリジェント照明システムの開発にも役立ちます。


Ansys VRXPERIENCE Driving Simulatorと連携したリアルタイムヘッドランプシミュレーション

Ansys VRXPERIENCE Sensors 概要

Ansys VRXPERIENCE Sensorsは、車載センサーを動的に検証できます。実際のセンサー特性を光学・電磁界の物理現象に忠実に設定したセンサーモデルで、様々なケースの動作検証ができます。
カメラセンサー、LiDARセンサー、レーダーセンサーを評価できる環境を提供しています。

カメラセンサー、LiDARセンサー、レーダーセンサーの解析例

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