今岡 淳 氏いまおか じゅん

受講者へのコメント

本講座では、パワーエレクトロニクスの基本やそこで使用する半導体・受動素子(電磁部品)について解説を行います。最近では、カーボンニュートラルへ向けて航空機や自動車などの移動体の電動化が進めされ、爆発的に電力消費量が増大するデータセンターでは高効率化が求められています。発電方式も再生可能エネルギーの導入も期待されています。また、未来の新しい電力供給方法としてワイヤレス給電技術を活用した応用機器も開発が進められています。

パワーエレクトロニクス応用やこれらで使用する電磁部品やシステム開発のためにFEMを導入して研究/開発をすることは、「試作レス」で最適化検討できる点が魅力です。しかしながら, それを取り扱う基本的な電磁気学の基本を「理解して活用すること」がとても重要です。シミュレーションでは数値をそのまま入れるとなんか結果!?が出てくるので入力した数値があっているのか、今入れている数値はどのようにして計測されているものなのか、そもそも解析出力された結果は正しいものなのか、など不安な面もあるのではないかと思います。これら不安を除くためには、パワエレや電磁気学の基本をしっかりと把握して応用することが重要です。今、世界の中ではカーボンニュートラルへ向け自由な発想のもと「型破りな開発」が求められていますが、型破りもまずは型を覚えてから。型が無ければ「型崩れ・型なし」になってしまいます。

そこで、本講座ではパワーエレクトロニクスに必要な基礎知識・理論を、座学+演習や簡易実験や実験デモ動画を交えて解説します。パワエレの電磁場解析に興味がある方、これから電磁場解析を始めようとする方の参考になることを期待しています。


経歴・職歴

2015年 島根大学大学院 総合理工学研究科 博士後期課程修了
2015年 九州大学大学院 システム情報科学研究院 助教
2018年 名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 助教
2021年 名古屋大学 未来材料・システム研究所 准教授

学会(所属学会等)

  • 日本伝熱学会
  • 電気学会
  • 電子情報通信学会
  • パワーエレクトロニクス学会
  • IEEE(米国電気電子学会)

専門分野

  • パワーエレクトロニクス
  • 電力変換用受動素子
  • 電源のノイズ対策
  • ワイヤレス給電 など

研究室URL