
CFD原理講座
非圧縮性流れのCFD解析を行うに必要なCFDの基礎的な知識をできる限りわかりやすく解説します。
こんな方におすすめ
- CFDソフトを利用している方
講座の内容
本講座では、非圧縮性流れのCFD解析を行う上で知っておくべき基礎的な知識について、できる限りわかりやすく解説します。個々の商用CFDソフトに特化した「使い方」ではなく、一般的なCFDソフトにおいて、その内部ではどのような考え方にもとづいて処理がなされているかについて理解することを目的とします。 完全である必要はありませんが、流体力学の基礎的な知識(完全流体および非圧縮性粘性流体に関する基礎的な知識)を持っていることが望ましいでしょう。
※内容は若干の変更が発生する可能性があります。
※流体力学の基礎を学びたい方には「流体力学基礎講座」がお奨めです。
事前学習として望ましい知識
- 多変数関数の微分・積分、流体力学の基礎
日程・お申し込み
キャンセルポリシーについてはこちら受講形態 | 座学中心 |
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受講料 | 80,000円(税別) ※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。 |
時間 | 1日目 10:00〜17:00 2日目 10:00〜17:00 |
会場 | 東京開催: 弊社 東京本社 大阪開催: 弊社 西日本支社 |
定員 | 15名 |
開始時間 | 1日目/項目 |
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10:00 | 0.数学・流体力学の復習とイントロダクション 1.流れの支配方程式 ・ 連続の式 |
10:55 | 休憩 |
11:00 | 1.流れの支配方程式(続き) ・Navier-Stokes方程式 ・Reynolds数とReynoldsの相似法則 |
12:00 | 昼食休憩 |
13:00 | 2.CFDの概要と手順 |
13:55 | 休憩 |
14:00 | 3.有限差分法/有限体積法 ・空間離散化 ・有限差分法 ・有限体積法 |
14:50 | 休憩 |
15:00 | 4.偏微分方程式の分類と離散化 ・偏微分方程式の分類 ・非圧縮性流れの支配方程式の性質 ・拡散方程式と時間方向の離散化 |
15:55 | 休憩 |
16:00 | 4.偏微分方程式の分類と離散化(続き) ・拡散方程式と時間方向の離散化(続き) ・空間2階微分の働き |
17:00 | 講義終了 |
開始時間 | 2日目/項目 |
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10:00 | 5.時間進行アルゴリズムと安定性 ・時間進行法 ・線形・非線形 ・線形移流方程式の性質と非線形性 |
10:55 | 休憩 |
11:00 | 5.時間進行アルゴリズムと安定性(続き) ・スキームの安定性 ・風上化,上流化 |
12:00 | 昼食休憩 (アンケート配布) |
13:00 | 6.流速と圧力のカップリング ・非圧縮流れの仮定と影響領域,圧力の取扱い ・MAC法,フラクショナルステップ法 |
13:55 | 休憩 |
14:00 | 7.連立一次方程式の求解 ・連立一次方程式求解の概要 ・直接法 ・反復法 8.格子と格子生成の概要 ・解析と格子生成 ・非構造格子,ボクセル法 |
14:50 | 休憩 |
15:00 | 9.境界条件と初期条件 ・流体力学における境界条件と初期条件 ・CFDにおける境界条件と初期条件 |
15:55 | 休憩 |
16:00 | 10.乱流と乱流モデルの概要 11.その他 |
17:00 | 講義終了 |
- 電気機器/解析
- ブラックボックスになっていた部分の原理を理解することが出来た。今後は経験と原理を組み合わせて業務の効率化を図りたい。
- 自動車メーカー/設計
- 数値解析について体系的にまとめられているので非常に分かりやすかったです。CFDを学ぶにはこの講座を受けるべきと思いました。
- 自動車メーカー/研究開発
- 講義のキモはCFDは手段として使う前に深く考えることが必要と教えられて良かった。
- 製鉄会社/研究開発
- 講義は非常にわかりやすかったです。
会場・施設
東京・大阪の2会場で開催しています。