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製品リリース情報

CETOL 6σバージョン 11.3

主な特徴

補助形体機能の追加

CADモデルに存在しないジオメトリ (例:仮想面など) を使用したい場合、従来はCAD上で作業を行い、必要なジオメトリを作成しなければなりませんでした。
今回の機能追加により、CAD モデルに変更を加えることなく、基本的な補助形体を CETOL 内で定義することができるようになります。

サポートされるのは、下記の補助形体となります。
・補助点
・補助線
・補助平面
・補助シリンダ
・補助幅
※補助形体は、通常の形体(標準形体)と同様に、測定、ジョイント、寸法などの設定に利用できます。

アドバイザーメッセージ管理機能の追加

従来、大規模なモデルでは、アドバイザーメッセージのリストが長くなってしまいがちでした。
情報または警告のメッセージに関しては、内容確認後にコンテキストメニューから [無視する] を選択し、「無視された」メッセージリストへ移動することができるようになります。
無視されたメッセージは [無視しない] を選択することで、通常のメッセージリストに戻すことができます。

バックアップデータ保存機能の追加

CETOL データのバックアップのため、下記のオプションが利用可能になります。
・CAD モデルのデータ保存時にバックアップファイルを保存(Creo版/SW版のみ)
・バックアップファイルを定期的に保存
バックアップファイルは指定したフォルダか、CAD モデルと同一のフォルダに保存することができます。

アナライザーの UI刷新

アナライザーのユーザーインターフェースが、以下のように刷新されました。
・従来のツールバーに代わり、コマンドリボンを搭載
・メニューをシンプル化し、再編成
・ウィンドウのレイアウトがより柔軟に
・プロパティビューの UI をモデラーと統一

その他、アナライザーには以下のような改善が行われました。
・クロステーブルレイアウトにおいて、項目選択時のハイライトを改善
・列の固定機能を追加
・測定列表示項目の新設・変更
・公差列表示項目の新設・変更

平行軸の共通データムに対応

シリンダ、または円錐形体を参照する平行軸による共通データムがサポートされました。

画面解像度やスケーリング設定への対応を改善

画面解像度や Windows のスケーリング設定に基づき、ユーザーインターフェースが適切に拡大縮小されるようになりました。

その他の改善

DOF 状態の選択が、ジョイントのコンテキストメニューから行えるようになりました。

過去のリリース情報

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