Bf-NAVIに関する、よくあるご質問について掲載いたします。
推奨ではない再構成関数を設定したデータでも抽出可能な場合もございます。実際に読み込み、処理してみないと分かりませんが、推奨の再構成関数の特性に近いものであれば可能と思われます。
しかし、製品の特性上、推奨関数でのデータ処理をお願いします。
可能です。再構成関数「B」のご利用をお勧めしております。
やわらかな画像フィルタを全般的に推奨しております。
CT撮影時のDICOMデータは規定のスライス厚・間隔、再構成関数を使用して出力を行って下さい。詳細は Bf-NAVI Editor のマニュアルをご覧下さい。
オリンパス社とご施設様のデータでは CT の撮影条件が異なる可能性があります。Bf-NAVI Editor のマニュアルに CT 撮影条件に関して記載していますので、ご参照下さい。
島津製作所製 CTでの検証は行われていません。
アキシャル画像とは対軸方向(足-頭)に向かって輪切りで撮影されたデータになります。
一般的に腹部の内臓・皮下脂肪領域が色づけされたデータをご覧になられる機会もあるかと思いますが、そちらがアキシャル画像になります。
弊社で指定しております条件下で撮影された DICOM データは Bf-NAVI で処理することが出来ます。施設に既設のCT装置で同条件での撮影が可能であるかご確認下さい。撮影条件については、Bf-NAVI 操作マニュアルに記載されていますので、ご参照下さい。
特に必要はありません。
装置上、ギャップになってしまう場合でも問題ございません。
画像サイズ(512×512)以外のデータは処理出来ません。
CT 撮影時の問題で、撮影中に患者が呼吸を止められていなかったか、動かれたのが原因と考えられます。再構成関数の問題ではありません。
評価段階でしたら、再構成条件等変更することも想定されますので、RAW データもお持ちになった方が宜しいと存じます。
FC13は推奨関数「FC10」に近い内容の為、処理が可能かと思います(推奨から外れる再構成関数である旨はご配慮下さい)。
ただ、より精度の高い抽出処理を行う場合は「FC01」「FC10」を使用して下さい。
スライス厚:0.5〜1mm厚、スライス間隔:0.5〜1mmを推奨しています。
1mm以上のデータになりますと期間抽出・3D表現が荒くなる可能性がございます。
必ずしも肺野全体を撮影する必要はありません。
気管から腫瘍部分までの経路を確保し撮影した場合、肺野全体が写り込んでいなくても仮想気管支鏡経路を作成することは可能です。
部分肺のデータでも Bf-NAVI で処理することが可能です。
条件として始点設定位置から腫瘍に至るまでの経路がCTデータに撮影されている必要があります。
オーバーラップ撮影されたデータも処理は可能です。
現状では、再構成関数 B30s のデータは使用できません。画像が滑らかに表現されず、気管支抽出に失敗します。推奨の再構成関数 B30f、B35f、B35s のみです。
アキシャル方向のデータのみご用意下さい。
各施設によって撮影方法が変わるため、患者さんに対する撮影条件の規定はしていません。一般的な方法として全肺野領域を呼気で撮影されているようです。
カリーナから3センチ以上の位置を開始点とし、全肺を撮影して下さい。
肺上葉部のデータだけでも Bf-NAVI で処理は可能です。但し、末端気管支までに至る関与気管支が全て撮影されている必要がございます。一部でも欠損がある場合、末梢気管支までの抽出が出来ません。
縦隔部焼きでの撮影をお願い致します。推奨再構成関数をご使用ください。
「肺野部」「縦隔部」とはW/WとW/Lの設定に基づく表示方法の可能性があります。
「肺野部」での表示を行って頂ければ問題ないかと思われます。
「拡大条件」はFOVの設定の可能性があります。
HRCT撮影で推奨再構成関数を使用した撮影を依頼して下さい。
アキシャル方向から撮影されたデータのみを一つのフォルダに纏めて下さい。また、同一患者、2シリーズのデータが混在しているとデータ読み込みが出来ません。
スライスデータが必要ですので、ご用意下さい。
CT 撮影時に生データ(RAWデータ)が CT 装置から出力されます。このデータを再構成し、スライスデータ(DICOM)に変換し、Bf-NAVI Editor がインストールされている PC に取り込んで下さい。
カリーナから下肺野までを撮影した場合、長さは約 30 cm となります。スライス間隔を1mm以下に設定の上、撮影すると300枚、0.5mm以下のスライス間隔の場合600枚のスライスデータが必要になります。
画像の見え方が違います。
Bf-NAVI で推奨としている再構成関数を使用した場合、ノイズが少なく、滑らかな表現になる傾向があります。
放射線科技師・モダリティーメーカーの担当者様にご依頼下さい。
以下の条件のデータでご利用頂けた実績がございます。
※64列 CT をご利用のご施設様が多いです。16列CT をお使いの場合には、スライス厚1mm(推奨0.5mm)、再構成間隔0.5mmでお使い頂くことになるかと思います。
技術的に3Dの構築をすることは出来ます。但し画像構築の過程で気管支領域が抽出できない、3Dの描出が荒くなるといった事例がございます。
推奨の0.5mm〜1.0mm厚で撮影されたデータをご用意下さい。