Bf-NAVIに関する、よくあるご質問について掲載いたします。
申し訳ございませんが、対象点設定時の対象円半径は腫瘍等の大きさの概算を把握して頂くことを意図としております。(2地点の距離計測用の機能ではない旨、ご了承下さい)
また、ご指摘通り、対象円を使用して距離計測を行うことは可能ですが、半径の数値はあくまで参考として捉えて頂ければ幸いです。
3次元データとして抽出された気管支領域を2Dで表示させる為、画面上の該当スライスでは気管支部分が表示されていない可能性があります。マウスのホイールボタンを操作して頂くことにより、気管支部分が抽出された結果として青色表示がなされていることを確認出来ます。
表示領域は「1024×768」で固定となり、変更は不可です。
作成された経路が途切れることはありません。始点から終点まで設定が出来たということは経路が生成されたことになります。従って、作成された経路が途中で途切れることはありません。
気管支抽出に要する時間は PC のスペックや元の DICOM データに依存します。したがって初回のみ時間が掛かるということはございません。
始点・終点は参照経路の開始地点と終了地点をプログラムに認識させるために設定して頂いています。始点は、気管支を指定する必要があります。終点については、必ずしも気管支抽出領域(青色部分)を指定する必要はございません。
また、対象点には実際の腫瘍等の目的位置を指定し、仮想気管支鏡画像で表示させるために設定します。
表示画像の見え方(WW,WL)を変更する為の機能です。
CT画像と抽出結果画像の透明度を調整する機能です、
NAV ファイルを DICOM フォーマットに変換することは出来ません。
対象点・終点の設定位置に関して、特に指定はございません。
Editor は CT 装置から取得した DICOM データを用いて、仮想気管支鏡画像を作成するためのソフトウェアになります。
Viewer は Editor で作成された仮想気管支鏡画像を見るためのソフトとなり、主に内視鏡挿入手技下で併用されることを想定しております。
20 分程度になります。但し、処理を行う PC や DICOM データにより処理時間は異なります。
経路確定後に抽出された気管支の外観を示す画像、及び気管支鏡内部の画像を表示します。
術前のシミュレーション、スコープ挿入時間の短縮、患者の苦痛軽減・呼吸器分野の教育用に用いられることが期待出来ます。
現在のバージョンでは、対応していません。
仮想気管支の経路は、Bf-NAVI Editor の操作画面で始点と終点を設定することで、自動的に決定されます。
また、どの方向に進むかを分かり易くするために、気管支の分岐部分でマークを任意設定し、サムネールを登録することができます。仮想気管支鏡の再生時には、その場所で画像再生が止まり、進む方向のマークが表示されます。
Bf-NAVI 側では画像サイズを確認することが出来ません。
対象点の円の大きさ:
仮想内視鏡画像内に表示される緑色の円の大きさに影響します。経路検索には影響しません。
終点の円の大きさ:
経路検索に影響します。大きく設定すると経路が見つかり易くなります。(終点(円中心点)は必ずしも気管支抽出領域(青色部分)を指定する必要はない)
Bf-NAVI V.1.2 から Viewer 側でも 3D 表示が可能になりました。
一度終点を仮決めして、別途違う位置を終点候補として指定する操作が可能です。ただし、経路検索は仮決めした位置を終点位置として検索するので、別途違う位置を指定しその位置を終点としたい場合は、再度仮決めボタンを押す必要がございます。
本機能は、Bf-NAVI V.1.3で廃止になりました。
Bf-NAVI を終了するまで、保持されます。
また、Editor で回転角度を変更し、NAV ファイルに保存しても、回転情報は保持されません。
抽出精度を操作することはできません。
始点は、カリーナから咽頭部に向け3センチ以上離れた場所に設定して下さい。
カリーナから距離が離れると抽出が上手く場合もあります。ただ使用するデータ(患者の臓器・撮影条件等)に因っても抽出の具合は変化します。
GPS 機能は搭載されていないので、気管支内視鏡の位置をソフトウェア上で確認することは出来ません。
読み込み:作成済の仮想内視鏡画像データを Editor で確認し、再編集する際に使用する機能です。
書き出し:仮想内視鏡画像データを NAV ファイルとして、外部に持ち出すための機能です。例えば外部メディアに書き出し、Viewer 用 PC で見るという用途がございます。
気管支抽出結果は 20 件まで保存できます。
仮想内視鏡画像の最大保存件数は、HDDの残り容量に依存します。
仕様です。
アキシャル方向(FH:Foot-Head)、サジタル方向(LR:Left-Right)、コロナル方向(AP:Anterior-Posterior)です。
現在のBf-NAVIをiPad上で動作させることは仕様の範囲外となります。予めご了承下さい。
但し、技術的に何らかの改変を加えることに因って実現する可能性はございます。
Bf-NAVI V1.3は血管抽出・表示機能に対応していないため、仮想内視鏡画像で血管を表示することはできません。