FAQ

Bf-NAVIに関する、よくあるご質問について掲載いたします。

エラー・気管支抽出失敗

エラー・気管支抽出失敗

DICOM データを読み込み、気管支抽出を試みたところ、抽出に失敗します。原因は何でしょうか?

  1. カリーナから咽頭部に向けて3cm以上上に始点を設定して下さい。この際、気管支の壁面に触れず、気道空間内に始点を打つこともポイントになります。
  2. Bf-NAVI における DICOM データの推奨条件を満たしていないと考えられます。推奨条件については、Bf-NAVI 操作マニュアルに記載されていますので、ご参照下さい。
    また、弊社でデータ検証も行いますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
    お問い合わせ

気管支を第4分岐までしか抽出が出来ません。
また、終点設定画面で気管が青色で表示されますが、読影で気管と確認できるにも関わらず青色で表示されない箇所があります。
その理由と対応策を教えて下さい。

Bf-NAVI の仕様上、末端の気管支領域までを一度に抽出することが困難な場合がございます(青色表示部分=抽出済み気管支)。対応策としましては「自動抽出」「手動抽出」で観察されたい末端気管支部位を追加的に抽出して下さい。

MPR 画面を確認すると画面が段差が出来てしまい、抽出が出来ません。

同一患者、2シリーズのデータが混在している可能性がございます。Bf-NAVI が一度に読み込めるのは、1シリーズのデータのみですので、ご確認下さい。

Viewer を起動したところ「ハードディスクの容量が足りません」との表示が出ます。

Bf-NAVI を起動させる場合、HDD の残量は 4GB 以上必要となります。お手数ですが該当PCの不要データを削除し、空きスペースを確保して下さい。

以前、Bf-NAVI で処理が出来たデータを読み込むことが出来ません。読み込んだ際に「DICOM 規格ではない」旨のエラーメッセージが表示されます。原因は何でしょうか?

DVD メディアに保存されている DICOM データに直接アクセスしているため、該当のエラーメッセージが表示されると考えられます。デスクトップ上に DICOM データをコピーし、再度 Bf-NAVI からデスクトップ上の DICOM データの読み込みを試してください。

抽出した気管支を3D表示すると気管のみのデータしか表示されていない。また終点設定をすることが出来ない。

Bf-NAVI における DICOM データの推奨条件を満たしていないと考えられます。推奨条件については、Bf-NAVI 操作マニュアルに記載されていますので、ご参照下さい。

DICOM データを Bf-NAVI に読み込んだところ、「この画像はアキシャル方向の CT 画像ではありません」というエラーメッセージが表示されてしまいます。

ご用意頂いた DICOM データ保存フォルダ内にアキシャル画像以外のデータが含まれている可能性があります。
スカウト(位置決め)画像や他のシリーズ画像などが混在していないかご確認下さい。

「512×512の画像ではありません」というエラー画面が出てしまいました。原因は何ですか?

以下の原因が考えられます。

  1. ご用意頂いたDICOMデータのピクセル数が縦×横「512×512」のデータではない場合、エラーメッセージが表示されます。Bf-NAVI側で規定されたマトリクスサイズのデータをご用意下さい。
  2. フォルダに一括して保存した DICOM データ内にDICOM Viewerが保存されている場合、読み込みが出来ないと考えられます。

仮想気管支鏡画像のデータを Viewer で読み込むことができません。

Editor から仮想気管支鏡画像のデータ(NAV ファイル)を書き出した後、別のアプリケーション(WindowsMediaPlayer等)で NAV ファイルにアクセスし展開した場合、NAV ファイルのデータが書き換えられ、Viewer で読み込むことが出来なくなった可能性があります。
NAV ファイルは Bf-NAVI 特有のファイルフォーマットである為、他のアプリケーションで展開することが出来ません。NAV ファイルを Viewer 用 PC に移動させる操作のみを行って下さい。

DICOM データを Bf-NAVI に読み込んだところ、「患者情報が記録されていません」というエラーメッセージが表示されてしまいます。

元の DICOM データに患者情報(患者名・患者ID)が入力されていない可能性があります。放射線科担当者に患者情報を入力した状態でデータを出力して頂く様、依頼して下さい。

CT 画像を読み込み後、MPR が表示されません。

DICOM のタグ (0020 1041) Slice Location が含まれておらず、位置を基にして画像をソートできないためと考えられます。ご確認下さい。

3D 表示画面上で、終点位置を移動できません。

3D 画面上で終点を設定する際には、終点位置となる気管支上にマウスカーソルを合わせた状態で右クリックして下さい。

600 枚を超える DICOM データを読み込んだ後、読み込む画像の範囲を設定しました。この時点では異常がなかったですが、再度読み込みを行い、始点を選択する段階で、DICOM 画像は中央を軸として、上下反転して表示されてしまいました。

同じフォルダに異なる撮影条件のデータが含まれていている可能性がございますので、ご確認下さい。

気管支の抽出ができません。(正面画像が、頭足逆に表示されている)

DICOMデータ(撮影設定)に問題ないか御確認下さい。

Bf-NAVI V.1.2 には、アキシャル画像の並びを反転させる機能「上下反転」がありますので、お試し下さい。
Bf-NAVI V1.3 では、上下位置を認識しmアキシャル画像の並びを自動的に反転させますので、「上下反転」ボタンは廃止されました。

Bf-NAVI Editor 用推奨 PC を使用して NAV ファイルを作成し、USB メモリにデータを保存しました。
Bf-NAVI Viewer 用推奨 PC に USB メモリを挿入し、NAV ファイルを開こうとすると「このファイルを開くには、その為のプログラムが必要です」とのエラーメッセージが表示されます。

  1. Bf-NAVI V.1.2 以前で USB メモリに保存されている NAV ファイルを直接開こうとした場合、該当のエラーメッセージが表示されます。外部記憶媒体に保存した NAV ファイルを再生する場合は、必ず Viewer 用 PC の HDD に NAV ファイルをコピーし、HDD 上の NAV ファイルを再生して下さい。
  2. 上記で解決しない場合には、Editor で書き出した NAV ファイルが読み込めるか確認して下さい。

気管支の自動抽出を行い、青色になった部分を終点に設定したが、「経路を見つけることができません。終点を変更して下さい」というダイアログが表示されます。

指定する終点位置は、3断面全てにおいて青色で表示されている必要がございます。3断面全てにおいて青色で表示されていない場合には、気管支が 3D 領域で抽出されないと考えられます。
終点位置を修正することで対応できない場合は、手動抽出を行って下さい。

「DICOM 規格にのとったデータではない」というエラーが出ます。
サンプルデータを正しく読み込むにはどのようにすればよろしいでしょうか?

DICOM データを読み込む際に DICOM データが納められたディレクトリを必ず指定して下さい。DICOM データが収まっていないディレクトリを選択するとエラーが表示されます。

CT で読影した際に視認できる腫瘍付近の気管支を抽出できません。

目標位置付近の気管支を抽出出来ない場合は、最初に抽出された気管支領域に対して追加抽出を行い、さらに気管支領域を加えて頂く必要がございます。
「手動抽出」「自動抽出」の何れかの機能をお試し下さい。