サイバネットシステムは2006年のCETOL 6σ国内販売開始以来、「公差マネジメント」を通じてものづくりに関わる多くのエンジニアと、その恩恵や難しさを共有してきました。3次元CADを用いた開発プロセスや出図、生産性検討が浸透するとともに、3次元公差解析への関心も徐々に高まってきています。
しかし一方、実際に自社の開発プロセスに3次元公差の検証を組み込み・定着させるにはどうすべきか?というご相談や、他社の実運用例から学びたいというご要望をいただく機会も同時に増えています。
そこで今回サイバネットシステムでは、CETOL 6σを実際の製品開発プロセスでの活用と定着に成功している企業様の取り組みを共有する場として本セミナーを企画いたしました。ユーザー企業の生きた活用例をはじめ、 3D図面標準化の最前線、設計者展開や組織構成といった情報を通じて、ツール活用の秘訣と実務での展開につながるヒントを提供いたしました。
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日程 | 2016年9月7日(水) 13:30〜17:00(13:00受付開始) |
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会場 | アキバプラザ 6F セミナールーム1 (JR 秋葉原駅 中央改札口より 徒歩2分) |
定員 | 100名 |
主催 | サイバネットシステム株式会社 |
対象 |
・公差解析に興味をお持ちの製造業に携わるエンジニアの皆様 ・公差解析に興味をお持ちの方やCAEを用いた設計プロセスの効率化を図りたい方。 ・CETOL 6σユーザ様 (ユーザー様でなくてもご参加いただけます) |
費用 | 無償(事前登録制) |
本セミナーのお申し込み受付は終了いたしました。
時間 | 内容 |
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13:30〜13:35 | 挨拶・イベントコンセプト |
13:35〜14:15 | 【サイバネットシステム講演】 国内ユーザー事例 解析ツールによる公差設計への取組み サイバネットシステム株式会社 山口 崇 |
14:15〜15:15 | 【ユーザ事例】 富士通グループにおける設計上流での公差検討強化の取り組み事例 富士通アドバンストテクノロジ株式会社 濱添 一彦 氏 |
15:15〜15:35 | コーヒーブレーク |
15:35〜16:20 | 【特別講演】 3DAモデル/DTPDを活用したものづくりプロセスの革新と関係する標準化動向 JEITA三次元CAD情報標準化専門委員会 /
東芝インフォメーションシステムズ株式会社 藤沼 知久 氏 |
16:20〜17:00 | 【サイバネットシステム講演】 欧米ユーザーから学ぶ3D公差解析ツール活用の秘訣と効果 サイバネットシステム株式会社 萩原 あづみ |
サイバネットシステム株式会社 CAE第2事業本部 システムCAE事業部
プロダクトソリューション部 CETOL技術グループ
山口 崇
「設計力や図面品質の低下」の警鐘が鳴らされる中、各企業においても、その対応について待ったなしの状況が続いている。国内では、自動車業界が先導して「解析ツールによる公差設計への取組み」を進める中、ここ最近では、その他製造業においてもその取組みが加速してきている。
本講演では、国内動向や自動車メーカーでの取り組み、今後の展開などについて事例を交えて紹介する。
富士通アドバンストテクノロジ株式会社 Eサービス推進室
濱添 一彦 氏
製品の高密度化・高機能化や開発期間の短縮により、公差検討の重要性は高まる一方である。そこで私たちは、設計上流からしっかりと公差検討を行うことによる、設計品質向上の仕組みづくりを製品開発部門と課題認識を共有し進めてきた。CETOL 6σを活用し、設計上流での公差検討が統一ルールの元に定着するまでの過程を、解析事例を交えながら紹介する。
JEITA三次元CAD情報標準化専門委員会 副委員長 /
東芝インフォメーションシステムズ株式会社 エンジニアリングシステム・
ソリューションオフィス CAE・CAD技術センター
参事 藤沼 知久 氏
IoT技術がものづくりへ適用され、製品開発での効果が期待されている。その中核が3D設計情報定義(3DAモデル)とものづくり活用(DTPD)である。3DAモデルは従来の3D図面に幾何公差中心の設計概念を取り入れ実用性を高めたもので、DTPDに向けては公差解析が必要と考えている。JEITA三次元CAD情報標準化専門委員会では、3DAモデル/DTPDの標準化と検証の活動、その成果と課題を考察する。
サイバネットシステム株式会社 CAE第2事業本部 システムCAE事業部
プロダクトソリューション部 CETOL技術グループ
グループマネージャー 萩原 あづみ
欧米企業では日本より一足先に3D公差解析ツールの導入・展開が進んでいる。その中のいくつかのユーザー企業での導入から活用に至るまでのプロセス、運用時の組織の在り方、その効果などを解説する。
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