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機能紹介

手計算では難しい組立状態の考慮

実際の製品では、穴とピンのはめ合いなどの場合、製品組立時にがたによる偏りが発生します。CETOL 6σでは、このがたによる偏りを考慮した公差解析を行うことができます。偏りは任意の方向へ指定することや、すきま内で自由にばらつかせる等、自由度の高い設定を行えるため、実際の製品に応じた厳密な偏り条件を演算に含めることが可能です。

がたの設定はCETOL 6σ上で独自に定義するため、CADデータのアセンブリ拘束の条件には依存しません。更に、偏りの定義の状態は、「部品位置の表示」機能によりCAD画面上で確認できます。

CETOL 6σでのがた設定

「部品位置の表示」機能により、CAD上で状態を確認

ジョイント定義

CETOL 6σでは、部品間の拘束条件をジョイントにより定義します。
ジョイントはCETOL 6σ上で独自に定義するため、CADデータのアセンブリ拘束の条件には依存しません。その為、自由な発想で、組立方法や組立順序の検討を行うことが可能です。また、拘束不足は「DOF不足成分の表示」機能によって、CAD上とリストの両方で確認できます。

自由度の変更は、GUI上で簡単に変更できます。

拘束不足の確認

自由度(DOF)の拘束不足をCAD上とリストで確認できます。

過剰拘束自由度の自動削除

CETOL 6σモデルにジョイントを追加する際、過剰拘束となる自由度の拘束を自動的に削除します。 (※CETOL 6σ Ver.8.4新機能)

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