エンジンブロック−オイルポンプ取付不具合の改善
締結ネジの干渉を公差解析で検証

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エンジンブロックに対してオイルポンプを取り付ける工程において、2部品を締結するネジ穴の位置がずれるという現象が、毎日数回発生しています。 製造では試行錯誤しながら位置の調整や、他の部品と組付け直す事で毎回不具合を回避していますが、工数管理上大きな課題になっています。 今回はこの状況において、CETOL6σがこの問題の発生要因を特定し組付け精度の改善に向けた取り組みをご紹介します。

締結ネジの干渉を公差解析で検証 : 資料サンプル

1.演算の準備

エンジンブロックを基準に、クランクシャフト・オイルポンプ(サブアセンブリ)を取り付ける手順を実際のアセンブリ手順に従って設定します。 例えばエンジンブロックに対してオイルポンプを取り付ける際、A:治具を介した基準穴での位置決め、B:オイルポンプのローターとクランクシャフトの位置決め幅、という手順を踏んでオイルポンプの位置を固定、その状態でボルト取り付け穴の位置のばらつきを測定します。また、各部品の寸法と公差を図面を元に設定し、演算を実行します。

2.問題点の抽出

CETOL6σが算出する、ばらつきに対する公差の影響度を示した公差寄与度を算出します。Y方向のばらつきに対して、公差Aのエンジンブロックのクランクシャフト取り付け穴の位置度と、公差Bのオイルポンプをクランクシャフトに取り付ける穴の位置度の影響度が高いことが分かります。 この位置度をより厳しくすることで、ばらつきを抑制することが可能です。

3.問題点の根拠

なぜ影響度が高いのか?その理由はCETOL6σが算出する、中心軸のズレに対する寸法の影響度を示した寸法寄与度を見ることで理解できます。 本資料内では Y方向に対して寄与度の高い寸法を示しており、公差AとBの位置度がそれぞれ管理する寸法寄与度はやはり高いことが分かります。 この位置度をCETOL6σのアニメーション機能、寸法寄与度のビジュアライゼーションを使用してCAD上でばらつく状況を視覚的に確認することもできます。

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