自動車ドアユニットとボディの隙間検証
組立ガタの許容量を公差解析で算出

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自動車のドアユニット取付時の組立ガタによる、ドアユニットとボディの隙間量のばらつきを、CETOL6σ による次元公差解析により検証します。 この公差解析の結果から、ドアヒンジ取付時のガタの許容量を算出することで、ドアユニットの取付工程での調整代を確認し、生産工程での治具設計などへの適用を検討します。

組立ガタの許容量を公差解析で算出 : 資料サンプル

1.組立の定義

CETOL6σは、3次元データに直接定義を行うため、現実の組立での接触条件を忠実に表現します。組立順の定義を実際の生産工程と同じ内容で定義することで、従来の手計算では難しかった3次元を考慮した公差解析が可能になります。本例では、ドアヒンジを固定しドアユニットをサブアセンブリ化したあと、ドアユニットを車体側へ取り付ける手順で、組立を定義しています。

2.寸法寄与度を確認して構造を検証

CETOL6σによる解析結果から、ドアパネルが下側に傾いている傾向を示していることがわかりました。ヒンジ部を中心に回転している状態のため、ドアヒンジから最も遠い位置にある、測定対象のシフト量が大きくなっています。 また、それぞれの隙間量からドアパネルが車体に干渉する可能性は認められませんが、傾いている状態は外観に影響するため、修正検討を行います。

3.ドアヒンジ取付部のガタの許容量を検証

ドアユニット(ドアヒンジ)の車体側への取付時のばらつきを考慮した検討を行います。CETOL6σでは、ばらつきの分布を任意に与えて解析を行うことができます。例として、左図に示すヒンジの取付部にばらつきとして±0.5の一様分布を与えた場合の結果を確認します。 取付ばらつきの影響が大きい測定対象Aでの結果を確認すると、分布は大きくなるものの、品質としてはCpk=1.35を確保していることが判ります。このような解析結果から、ドアユニット取付時の治具や、組立ロボットの精度確保などの検討を行うことで、適切な公差設計を実現することができます。

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