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基礎から積みあげて学ぶ公差解析講座
~最低限知っておくべき手計算・表計算からCAEツール体験まで~

公差解析に関する基本的かつ全般的な知識を確実に習得して、さらにCetol 6σの操作体験をしたい方にお勧めです。

こんな方におすすめ

  • 機械設計者
  • デジタルエンジニアリング技術の担当者
  • 品質管理者

講座の内容

本講座では、はじめて公差解析を学修する方を対象に、基本的かつ全般的な知識を習得します。
ワーストケース・二乗和平方根を基礎として、さらに公差解析に関する必須の技術について習得します。
また、講義よりも実習に重点を置きます。手計算、Microsoft Excelを使用した実習はもちろん、Sigmetrix社のCetol 6σの操作スキルまで習得できます。

事前学習として望ましい知識

Microsoft Excelの一般的な操作技術。
高等学校程度の統計の知識。
JIS B 0625:2021 公差解析用語をご一読いただくとなおよい。
※JISは,日本産業標準調査会(https://www.jisc.go.jp/)より閲覧可能です。
https://www.morikita.co.jp/books/mid/067701
幾何公差・公差解析実践ハンドブック(森北出版)の第II部を一読いただくとさらによい。
受講形態 座学+CAE演習(Cetol 6σ)
受講料 40,000円(税別)

※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。
時間 10:00-17:00
会場 東京開催:  弊社 東京本社
受講要件 こちらから
予習(テキストおよび参考記事の事前学習)
定員 18名
※ 休憩時間は基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
※ 講義の進捗により途中で演習やディスカッションを含めます。
内容
1 公差解析とは

1.1 公差解析の目的
1.2 公差解析のメリット
1.3 JIS B 0625 公差解析用語
1.4 JIS B 0420 長さに関わるサイズ
2 公差解析の基礎

2.0 主要な公差計算
2.1 ワーストケース(WC)
    2.1.1 WCの公差計算
    2.1.2 公差とばらつき
    2.1.3 公差解析図・ループ
    2.1.4 公差解析表
    2.1.5 中央値変換
2.2 二乗和平方根(RSS)
    2.2.1 RSSの公差計算
    2.2.2 分散と標準偏差
    2.2.3 分散の加法性
    2.2.4 工程能力指数(Cp, Cpk)
    2.2.5 Cpを反映させた公差解析
    2.2.6 JIS B 0626 母集団の仕様
3 次の段階の公差解析

3.1 WC・RSS以外の累積公差
3.2 てこ比/レバー比
    3.2.1 感度解析
    3.2.2 多次元の公差解析
3.3 寄与率
3.4 がた
3.5 システムモーメント法とは?
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