EnSight Version 8.2.4(b) 以降、カメラ操作を行う機能が追加されました。
あわせて、ある定義した軌跡に沿ってカメラを移動するようなアニメーションを作ることもできます。
このドキュメントではカメラの操作方法について説明しています。
サンプルデータ ami.case を使っています。
まず、以下のフォルダにあるサンプルデータを読み込んでください。
CEI_HOME/data/ami/ami.case
飛行機の表示を面表示にしています。
(チュートリアル等をご参照ください)
まず、カメラについて理解するために、2つのビューポートを作成します。
ひとつは、通常のオブジェクト表示、もうひとつはカメラから見た表示のために利用します。
以下の方法でビューポートを追加してください。
ここでは、ある指定したパスにそって移動するカメラパスを作成してみます。
スプライン曲線は、画面をピックする他にも存在するパートから作成したり、外部ファイルから読み込み作成することもできます。
ここでは、1本の流線を作成し、その流線上に沿って、カメラを移動してみます。
なお、外部ファイルからスプラインを作成するには、Transformation エディタのSpline にあるメニューから適当なスプラインを一度ファイルに保存してみてください。
同じフォーマットで座標を定義し、同エディタで読み込むことができます。
作成したカメラパスに沿ってカメラを動かすには、また、動画として保存するには、キーフレームアニメーションを使って行うことができます。
カメラパスを設定した後、キーフレームのアイコンをクリックします。
最初のカメラ位置に移動した後、Create Keyframe ボタンを押します。
次に、最後のカメラ位置に移動し、再度、Create Keyframe ボタンを押します。
Run Animation ボタンで、カメラを移動することができます。
動画保存するには、Record ボタンで設定します。
(詳細はキーフレームアニメーションのヘルプを参照ください)