工程能力指数とは、定められた規格限度(公差範囲内)で製品を生産できる能力を表す指標です。この工程能力指数には「Cp」と「Cpk」の2種類があります。
工程能力指数を計算することで、公差域外のものがどのくらいの確率で発生するかを予測する事ができます。
例えば、Cp=1.0の場合、
つまりCp=1.0は±3σと同じばらつき状態を示し、この時公差域外のものが発生する確率は「約0.3%」となります。
ここで、両側公差の公差値をTとすると、公差域は2Tで表され、Cp=1.0であれば、2T=6σ⇒T(片側の公差域)=3σ となり、片側の公差域を標準偏差の倍数として表すことが出来ます。
公差解析とは
公差解析のメリット
公差解析の基礎知識
1.公差とばらつき
2.分散と標準偏差
3.工程能力指数
4.公差解析手法
5.分散の加法性
6.工程能力指数が異なる場合
7.計算してみよう
8.計算してみよう (解答例)
@IT公差解析 基本中の基本シリーズ
間違いだらけの公差計算〜複数部品は要注意〜
公差寄与度を把握して、安くてウマい設計を
公差計算 Excel シートにシビレちゃいなYO!
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