異なる工程能力指数を持つ公差値が存在する場合には、「各公差値に係数をかけバランスを取る」工夫が必要になります。
(計算例)
この場合、部品Bの工程能力指数が異なるため、求めたい条件のCp=1に合わせるための公差値にかける係数を計算します。
この係数は、それぞれの比を取ることで求められます。
従って統計的手法での計算式は次のようになります。
この様に工程能力指数の異なるものを含む場合は、全体の条件に合わせて計算を行います。
公差解析とは
公差解析のメリット
公差解析の基礎知識
1.公差とばらつき
2.分散と標準偏差
3.工程能力指数
4.公差解析手法
5.分散の加法性
6.工程能力指数が異なる場合
7.計算してみよう
8.計算してみよう (解答例)
@IT公差解析 基本中の基本シリーズ
間違いだらけの公差計算〜複数部品は要注意〜
公差寄与度を把握して、安くてウマい設計を
公差計算 Excel シートにシビレちゃいなYO!
公差解析の基本おさらいタイム始まるよ