欧州では日本よりもずっと前から 3D公差解析ツールが設計時に活用されております。
洋上風力発電におけるタービン開発の先駆者である Vestas 社と幾何公差のプロフェッショナルである Dimensional Engineer が社内に在籍する Chrysler 社は、CETOL を利用して 3D 公差解析を実施しています。
2 社の導入に至った経緯や導入後の経過について、発表資料をベースにご紹介いたします。
(本資料は2016年9月実施のセミナー「3D公差解析活用セミナー」の発表資料です。)
スピナーカバーの設計において、ボルト締結部での浮動を考慮した隙間の検証に CETOL を利用。隙間量に対する歩留り、統計的結果、最悪値の結果、干渉に対する公差寄与度等を考慮した設計を実現しました。
Dimensional Engineer(DE)がツールを用いた統計、公差解析、計測、 幾何公差の領域を担当します。製品における評価方法やジョイント設定方法をルール化し、「公差設計仕様書」を作成。3DA 図面を「ベストプラクティス」として管理し、次機種の開発時、図面作成のベースとして運用するフローをご紹介します。
最悪値の積上げ(ワーストケース)で検証していた組立バラツキを、製造性を考慮した信頼性の高いバラツキ検証にて試作前に実施。8製品に適用し年間1400万円以上の削減に成功した例などをご紹介します。
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