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評価ボード固定用ブラケットの設計事例

ばらつきによる部品同士/ネジ締結部の干渉

評価ボード固定用ブラケットの設計事例

ばらつきによる部品同士/ネジ締結部の干渉

評価ボード固定用ブラケットの設計を公差解析を用いて検証します。
本事例では、基板組込み時において、板金カバーとコネクタが干渉しないことと、ネジ4ヶ所の締結に問題が無いことを確認します。

評価ボード固定用ブラケットの設計事例 : 資料サンプル

1.評価ボード(基板)の取付

評価ボード(基板)の取付は、4ヶ所の穴をネジで固定します。4ケ所のうち、2ヶ所で位置を決定し、その他の穴は基板の押さえとします。
この時、位置決めに利用する2箇所の組合せを検討します。基板のズレに最も影響の少ない位置を公差解析によって確認し、穴位置を決定していきます。

2.組立性の確認

干渉などの組立性に影響する不具合が発生する可能性がないかを確認します。
ここでの測定 (評価) 箇所は下記の2点です。
測定1 カバーとコネクタの隙間量の確認(干渉の有無) 測定2 基板押さえ用のネジが締結可能かどうか評価ボードの位置決めは、前項で決定したネジ穴2ヶ所とします。

3.感度(寸法寄与度)の確認

CETOL6σでは、測定結果 (アセンブリ品質) に影響の大きい寸法の確認ができます。資料内の解析結果において感度を確認すると、対角で固定する候補②では、非常に多くの寸法が関係していることがわかります。
一方、候補①については、関連している寸法は少ないものの、寸法寄与度上位の感度が比較的大きいことなどが分かります。

*続きはダウンロードしてお読みください。

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