CAM350-095(DRC・差分抽出パッケージ)
CAM350-095(DRC・差分抽出パッケージ)は、PCB-CADで困難なCAMデータのチェックや補正などを行う、CAM編集の基本機能を備えた、PCB-CADのCAM機能を補完する製品となっています。
PCB設計に携わる課題・ニーズをお持ちの方にお勧め

- ガーバーから抽出した逆ネットとPCB-CADのネット比較をしたい
- 変更前と変更後などのパターン形状の違い(差分)を検出したい
CAM350-095(DRC・差分抽出パッケージ)の主な機能
CAM350-095の追加機能
データ読込み
CAMデータとして流通しているものはほとんどが読込み可能です。以下は対応しているフォーマットです。
- ガーバーデータ (274D, 274X, Fire9000, Barco DPF)
- NCドリル& NCルート (Excellon, S&eb & Meyer)
- HPGL & HPGL/2:IPC-D-350
- ネットリスト(IPC-D-356 & 356A)
- アパーチャテーブル
ODB++読込み
PCB製造データフォーマットであるODB++を読込みます。
計測やレポート
ライン幅やパッドサイズ、間隔などの測定やレポート、Dコード検索など、CAMデータの内容を詳しく調べることが可能です。
データ出力
編集や補正を施したデータを出力します。入力した標準ガーバーを拡張ガーバーで出力するなどデータ変換も可能です。
- ガーバー (274D,274X,Fire9000,Barco DPF)
- NCドリル& NCルート (Excellon, Sieb & Meyer)
- IPC-D-350
- ネットリスト(CADフォーマット, IPC-D-356 & 356A)
- アパーチャテーブル
編集
編集、追加、コピー、変換など
最適化
CAMデータを最適化するための自動機能です。
- シルクスクリーンカット
- ティアドロップ処理
- 浮遊パッド削除、重複データ削除、ドローをフラッシュに変換、など
DRC(デザインルールチェック)
CAMデータのチェックを行います。以下はチェックする項目です。
- 逆ネット抽出、CADネットとのネット比較
- レイヤー比較 (形状比較で差異を検出)
- アニュラリング
- シルク−レジスト間チェック
- レジスト−パターン間チェック
- ネット間最小間隔
- 残銅面積計算
ストリームルールチェック
DFMやDRC、ネットコンペアなど複数のチェック項目を設定し一括で実行します。
この設定は任意のファイル名で保存できるので、他のデザインでも同一条件のチェックが簡単に行えます。
3D PDF出力(オプション)
PCBデータを3D PDFとして出力するオプションです。
フリーのPDFビューアで3D表示することができ、手軽に3Dデータの交換が可能となります。

