本講座はCAE実験室の続編です。振動、ここでは特に共振現象に着目し、実際に振動試験を行い、実験を通じて振動現象を理解すると共に、力学的直感を養います。
※こちらの講座の旧名は「FEM実験室-振動解析編」です。名称が変更となりましたが、講座の中身に変更はございません。あらかじめご了承ください。
講師 |
中畑 和之 氏 愛媛大学 大学院 理工学研究科 教授 渡邉 大 氏 芝浦工業大学 システム理工学部 機械制御システム学科 教授 古屋 耕平 氏 岐阜大学工学部 機械工学科 准教授 |
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対象 |
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受講形態 | 実験、理論講義 |
受講料 |
40,000円(税別) ※お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 |
時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 東京開催: 弊社 東京本社 名古屋開催: 弊社 中部支社 大阪開催: 弊社 西日本支社 |
定員 | 東京会場 20名 名古屋会場 12名 大阪会場 20名 |
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※参加お申し込みの受付は終了しました。
技術者がCAE ソフトを有効活用するために、数値的に得られた解は妥当であるかの判断をすることが重要です。また、動的な解析の場合、時間域と周波数域の2つのアプローチがあり、これらの特性を理解した上で、手法の選択および解の評価をしなければなりません。
本セミナーはCAE実験室の続編です。振動、ここでは特に共振現象に着目し、実際に振動試験を行います。実験を通じて、振動現象を理解すると共に、力学的直感を養います。また、振動実験とCAE 解との乖離を減らすための考察を行います。これによってシミュレーションモデルの作成や解析結果評価についての視野が広がることでしょう。
事前学習として 望ましい知識 |
高校数学(関数,微分・積分),高校物理(力学,波) |
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開始時間 | 項目 |
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10:00 | 実験のための振動理論を含めた基礎知識等の予備講義 (振動数,振幅,固有振動,モード,周期・・) |
10:30 | ・実験1 手回し振動試験機を用いた共振の体感 ・固有振動数の理論値の電卓計算 |
11:10 | 固有振動数のFEM解析 |
11:30 | 周波数域データと時間域データの取り扱い、およびそれらの変換(フーリエ解析)を各自のPCで演習 |
12:15 | 昼食休憩 |
13:15 | ・実験2 衝撃加振による振動試験 a ・実験値と数値解(理論値)の比較 ・実験3 衝撃加振による振動試験a 再トライ ・考察 ・実験4 衝撃加振による振動試験 b ・実験値と数値解の比較 ・考察 |
16:30 | 減衰理論,および減衰を考慮した過渡応答解析について |
17:00 | 終了 |
情報・通信/解析/3〜5年/2014年受講 振動(共振)についての理論式も勉強になりました。実務での実測と解析の差分について理解が深まり、役立つと思います。 |
電気機器/解析/3〜5年/2014年受講 ボルトの締め付けトルクによって、固有振動数(剛性)が変わる実験が興味深かった。 |
電気機器/機械設計/3〜5年/2014年受講 固有振動数の正しい計測方法を学ぶことができました。さっそく自社で活用したいと思います。 |
機械/解析/0〜2年/2014年受講 基本的な実験を行って基礎を確認するといった機会はなかなか持てないので、今回実験と理論を比較しながら学べて、勉強になりました。 |
電機メーカー/研究開発/10年/2013年モニター受講 実験で確認することは理解しやすい。 実験結果と理論/解析解との違いがよく分かった。 |
精密機器/研究開発/3年/2013年モニター受講 基本の理論がすごくよくわかりました。 なかなかじっくり考える時がないので、勉強になりました。 |
電機メーカー/解析/10年/2013年モニター受講 他の受講者たちとグループで取り組んだのが新鮮だった。 |
航空機部品メーカー/解析/2年/2013年モニター受講 共振が実験を通してどういうものかが分かった。 また、フーリエ変換に関してどのように見ればいいのかが分かった。 |
FEM(有限要素法)分野講座
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CAEコラム:CAE ユニバーシティ トピックセミナー「FEM実験室」