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構造CAEの設計応用講座

構造設計の本来あるべき進め方に対して、CAEや3次元CADツールを効果的に適用し、後戻りを防止する方法を身に付けるための、機械設計の講座です。

こんな方におすすめ

  • 機械設計でCAEソフトを使われている方
  • これから機械設計においてCAEソフトを使われる予定の方

講座の内容

本講義では、新製品開発を担当する構造設計者を対象に、3D-CADとCAEを効果的に利用しながら上流で不具合の芽を摘み取る、いわゆるフロントローディング設計のノウハウについて学習する。特に、簡単な検討によって強度的不具合を防止する方法について伝授し、無駄な設計および検討を避けるプロセスについて理解を図る。

事前学習として望ましい知識

荷重、モーメント、応力、変位、回転、ひずみの各量の定義、および、それらの量の単位について確認してくること。
受講形態 座学 (講師によるCAE実演あり)
受講料 40,000円(税別)

※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。
時間 10:00~17:00
会場 オンライン
受講要件 こちらから
定員 15名
※講義内容の進捗によって上記スケジュールは変更される場合がございます。
※休憩時間はお昼休憩が1時間で基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
※その時々の受講者の事前確認事項によって内容が変化します(講義内容の一部を省略する場合もございます)。
アジェンダ
1.設計の考え方
(1)ものごとの適切な進め方
(2)構造設計での材料力学の目的
(3)設計計算の必要精度と手計算の有用性
2.構造CAEの基本的な原理
(1)構造の分割と要素・節点
(2)要素の性質・種類
      -1次要素と2次要素
      -ソリッド要素,シェル要素,梁要素,等
(3)メッシュ切り(要素分割)
(4)分布荷重の扱い方
(5)連立方程式の解法
3.構造CAEの利用の準備
(1)3D-CADによる解析モデル作成
(2)3D-CADモデルの適・不適の確認方法
(3)解析に必要な情報と入力
4.剛性不足を防止する検討の進め方
(1)静的変形解析の基本
(2)メッシュ切り
(3)部材の結合部の処理について
(3)変形図の出力と注意
(4)メッシュの解への影響
5.応力集中部の強度不足を防止する検討の進め方
(1)断面の基準応力について
(2)応力集中係数αの定義
(3)応力集中発生の原因と形状のいろいろ
(4)特異点について
(5)応力集中係数αと,応力集中による強度低下率βとの関係
(6)強度評価での大きな影響因子と強度の判定式
6.強度評価のための応力のCAE解析方法
(1)形状の簡略化
(2)メッシュ切りの着眼点
(3)出力する量
?要素節点応力とその主応力
7.結論
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