第2回 AVSユーザーフォーラム

AVS/Express及びMicroAVSユーザー様のユーザー同士の交流及び情報交換の場として、また当社から情報提供の場として、第2回目のAVSユーザーフォーラムを開催致します。

是非お気軽にご参加ください。

※ 追加情報は順次掲載していきます。

日程・お申し込み

参加ご希望の方は日程をクリックしてください。

開催概要

日程 2017年8月25日 10:30〜17:00
会場 富士ソフトアキバプラザ セミナールーム1
(東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル)
※アキバプラザ 6階 セミナールーム1へは、1Fファミリーマート側のE・Fのエレベータをご利用ください。(A〜Dまでのエレベータはご利用出来ません。)
詳しくは、こちらの「1階フロアマップ」をご参照ください。
定員 100名
主催 サイバネットシステム株式会社
対象 ・シミュレーション、実験、計測などの可視化業務に関わる方
・シミュレーション、実験、計測などの業務に関わり、可視化に興味がある方
・可視化のアプリケーション開発を検討されている方
※ベンダー様/競合企業様/個人(事業主を含む)でのお申し込みは、お断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
参加費 無料(事前申し込み制)

プログラム

時間 内容
10:30〜10:35 開会挨拶
10:35〜11:05 『ドローンを利用した3Dマッピング画像をAVSで効率的に可視化』
株式会社スカイロボット 代表取締役 貝應 大介 様
11:05〜11:35 『津波・土砂氾濫災害シミュレーションのVR映像化』
日本工営株式会社 中央研究所 総合技術開発部 防災水理グループ 野島 和也 様
11:35〜13:00 昼食
※機器展示あり
13:00〜13:30 『ビッグデータ解析エンジンtoorPIA (トピア)による予防診断』
株式会社toor 代表取締役 高枝 佳男 様
13:30〜14:00 『気象レーダーネットワーク観測による雨と風の可視化』
古野電気株式会社 研究部 信号処理技術研究室 箕輪 昌裕 様
14:00〜14:30 『材料開発における可視化の重要性と活用事例』
株式会社日立製作所 研究開発グループ 研究員 松本 茂紀 様
14:30〜14:50 コーヒーブレイク
※機器展示あり
14:50〜15:20 『粒子‐流体‐柔軟構造連成計算に向けた基本解析技術の紹介』
富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部 基盤技術研究所 廣岡 信行 様
15:20〜15:50 『AVS/Express 最新情報』
サイバネットシステム株式会社
15:50〜16:00 閉会のご挨拶、Tea Partyのご案内
16:00〜17:00 Tea Party
※機器展示あり
  • 11:35〜17:00まで機器展示を行います。個別相談ブースも設置いたしますので、休憩時間等にぜひご来場ください。
  • お昼休憩は、ランチボックスをご用意いたします。
  • 講演会終了後、情報交換の場としてTea Partyを開催いたします。ぜひご参加ください。

講演概要

ドローンを利用した3Dマッピング画像をAVSで効率的に可視化

株式会社スカイロボット 代表取締役 貝應 大介 様

ドローンを利用した写真測量による3Dマッピングしたデータを、必要な機能をカスタマイズしたAVSを利用して可視化及び検討を効率的に可能にした。
ドローンでの撮影方法と3Dマッピングソフトの活用、3DCADを不要にビジュアライズ可能にしたAVSは、検討が主な目的のユーザーには非常に有効であることを実際のドローンやソフトを見ていただきながらプレゼンテーションを行う。

津波・土砂氾濫災害シミュレーションのVR映像化

日本工営株式会社 中央研究所 総合技術開発部 防災水理グループ 野島 和也 様

日本工営では津波シミュレーションや洪水・氾濫シミュレーション技術を活用し、防災・減災対策のためのインフラ被害や人的被害に関する被害想定を実施している。近年、水災害の防災分野ではシミュレーションの高精度化が進み,高い空間解像度での計算によって詳細な結果が提供できるようになっている。その中で、結果の見せ方についても工夫が必要となっており、弊社ではひとつの取り組みとして、VRによる津波・氾濫疑似体験コンテンツをAVS/Expressを利用して作成した。

講演資料ダウンロード

ビッグデータ解析エンジンtoorPIA (トピア)による予防診断

株式会社toor 代表取締役 高枝 佳男 様

toorPIAは、教師なし(学習プロセス不要の)データ解析手法によりビッグデータの内部情報構造と属性相関を網羅的に可視化する「ビッグデータ解析エンジン」である。toorPIAを用いれば、データサイエンティストやデータ解析の専門家の力を借りずとも、データ所有者(=課題や目的を最もよく知る者)自らがビッグデータを解析し新たな気づきを見出すことができる。
また、toorPIAはインストールが容易(Docker VMをダウンロードして起動するだけ)でその制御のための柔軟なAPI環境を提供しているので、toorPIAを活用する様々なアプリケーションを容易に構築することができる。
本講演では、toorPIAの代表的活用例として、健康医療やインフラ(道路、橋梁等)分野における「予防診断」について紹介する。

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気象レーダーネットワーク観測による雨と風の可視化

古野電気株式会社 研究部 信号処理技術研究室 箕輪 昌裕 様

近年、局地的豪雨や竜巻・突風による被害が問題となっている。気象レーダーネットワークで使用しているレーダーは、ドップラ機能を有しているため、雨だけでなく、風も観測することが可能である。これにより、今まで単体のレーダーでは難しかった、雨と風の3次元的な流れを観測することが可能になると期待されている。本講演では、気象レーダーネットワークで観測された、雨および風の3次元可視化について紹介する。

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材料開発における可視化の重要性と活用事例

株式会社日立製作所 研究開発グループ 研究員 松本 茂紀 様

材料の研究開発では、分子構造から発現する機能予測、高精度なプロセス制御が求められており、ミクロ な分子挙動からマクロな特性発現の現象理解が重要 である。そこで、分子シミュレーションを用い、現象を可視化することで現象理解の促進と分子設計への気付きを得ることが重要である 。
本研究では、接着材料や熱硬化性樹脂を対象とし行っている、計測困難な分子界面挙動や反応構造形成プロセスの構造可視化の検討について報告する。

粒子‐流体‐柔軟構造連成計算に向けた基本解析技術の紹介

富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部 基盤技術研究所 廣岡 信行 様

凝集した微細粒子群をひとつの代表粒子として計算する粗視化DEM(Discrete Element Method)と、非圧縮性多相流場解法を拡張した流体‐柔軟構造連成計算手法を用いた各々の解析事例を紹介する 。最初の事例は、振動(周波数,振幅)を与えたときの微細粒子群の流動挙動で、次の事例は、配管内流れ場における布のはためき挙動を対象とし、MicroAVS により解析結果を可視化している 。

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AVS/Express 最新情報

サイバネットシステム株式会社

最新バージョンである Ver.8.4の紹介と、AVS/Expressを利用するうえで知っておきたい利用方法を紹介します。

講演資料ダウンロード

機器展示

ドローンデータのVR表示

ドローンで撮影した画像データから再構築された形状データをAVS/Expressで読み込みテクスチャを貼った事例を、ヘッドマウンドディスプレイ型のVRでご覧いただけます。
関連製品:AVS/Express 8.4
使用機器:Oculus Rift

データ提供 : 東北大学災害科学国際研究所 
災害リスク研究部門
Erick Mas 様



気象観測データ、材料シミュレーションデータを大画面で立体視表示

大画面なので、大人数で同時に立体視できます。
関連製品: PortableVR
使用機器:立体視プロジェクタ、偏光メガネ


データ提供:横浜国立大学 教育人間科学部
筆保弘徳 様

データ提供:東京理科大学 工学部
山本貴博 様


設計データを等倍でVR表示し、設計レビュー

3D CADで作成した設計データを、データ変換せずにVR空間で確認できます。
VR空間は、場所が離れた複数人で共有できます。
関連製品:バーチャルデザインレビュー
使用機器:HTC VIVE

協賛展示

富士通株式会社
HPCクラウドサービス「TCクラウド
HPCクラウド統合管理ソリューション「UNCAI」
株式会社ファソテック
カーボンファイバー3Dプリンタ「TheMarkTwo