第4回 AVS可視化フォーラム

コンピュータの性能向上に伴い、シミュレーションデータは年々大規模化しています。また、IoTをはじめとした大量の実験・計測データの取得・活用もはじまっています。このような大規模・大容量データを直感的に判断できる技術として可視化が注目されています。

こうした可視化ニーズが高まる中、可視化に関する情報交換の場として『AVS可視化フォーラム』を本年も開催する運びとなりました。

今回も各界の第一線で活躍される方々にご講演いただく他、サイバネットからもAVSの最新リリース情報や取り組みなどをご紹介いたします。本フォーラムを通して可視化の最新情報や利用方法を確認いただき、今後の業務や研究に役立てていただければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

職種や業界など企業の壁を超えた情報交換の場として是非お気軽にご参加ください。

※ 追加情報は順次掲載していきます。

日程・お申し込み

参加ご希望の方は日程をクリックしてください。

開催概要

日程 2019年8月30日 13:30〜16:30
会場 富士ソフトアキバプラザ セミナールーム1
(東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル)
※アキバプラザ6階セミナールーム1へは、1Fファミリーマート側のE・Fのエレベータをご利用ください(A〜Dのエレベータは6階へは行きません)。詳細は、「1階フロアマップ」をご参照ください。
定員 100名
主催 サイバネットシステム株式会社
対象 ・シミュレーション、実験、計測などの可視化業務に関わる方
・シミュレーション、実験、計測などの業務に関わり、可視化に興味がある方
・可視化のアプリケーション開発を検討されている方
※ベンダー様/競合企業様/個人(事業主を含む)でのお申し込みは、お断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。
参加費 無料(事前申し込み制)

プログラム

時間 内容
13:30 開会挨拶
13:30〜14:00 MAS(Multi Agent Simulation)による都市広域を対象とした津波からの避難シミュレーションの可視化
東電設計株式会社
新領域研究開発推進室
大塚 悠一 様
14:00〜14:30 AVS/Expressで開発した数値解析ソフトウェアによる骨強度評価
株式会社計算力学研究センター
MECHANICAL FINDER事業部 課長
原 直樹 様
14:30〜14:50 休憩・機器展示
14:50〜15:20 並列・高速化を実現するための高速化サービスの概要と事例紹介
株式会社アーク情報システム
営業部 課長 仮野 亮 様
ソリューション技術部 佐々木 竜一 様
15:20〜15:50 AVS/Express 最新情報
サイバネットシステム株式会社
15:50 閉会のご挨拶
15:50〜16:30 機器展示
  • プログラムの内容は変更される場合があります。予めご了承ください。

講演概要

MAS(Multi Agent Simulation)による都市広域を対象とした津波からの避難シミュレーションの可視化

東電設計株式会社
新領域研究開発推進室
大塚 悠一 様

避難シミュレーションにおいて、人々の防災、減災意識を高めるために、より洗練された可視化が求められる。
本講演では、AVS Expressを用いた都市全体の津波からの避難シミュレーションの可視化について紹介する。
本シミュレーションは、MAS(Multi Agent Simulation)を用いて、1万人以上の人々の津波からの避難活動を模擬したものである。

AVS/Expressで開発した数値解析ソフトウェアによる骨強度評価

株式会社計算力学研究センター
MECHANICAL FINDER事業部
課長 原 直樹 様

弊社は有限要素法を用いて骨の強度を評価するソフトウェアMECHANICAL FINDERを、AVS/Expressを元に開発している。結果部分だけにとどまらず、CT画像データの読込みから画像上でのデータ加工、3次元モデルの作成、解析条件の設定、解析の実行と、全ての工程をAVSを用いて作成したインターフェース上で操作し、可視化している。
本講演では、有限要素法による骨強度評価の事例と共に、全工程がAVS上で動作する単一ソフトウェアの開発事例としても紹介する。

講演資料ダウンロード

並列・高速化を実現するための高速化サービスの概要と事例紹介

株式会社アーク情報システム
営業部 課長 仮野 亮 様
ソリューション技術部 佐々木 竜一 様

近年の GPU 演算能力の発展により、数多くの分野で並列・高速化の需要が高まってきている。
それに伴い、企業や大学、研究所機関が所有する計算プログラムの並列・高速化は必須となり、課題となっている。
本講演では、並列・高速化を実現するための高速化サービスの概要と流れを解説し、その後に高速化事例を紹介する。

講演資料ダウンロード

AVS/Express 最新情報

サイバネットシステム株式会社

AVSを中心に、最新の可視化事例やその作成方法について紹介する。

講演資料ダウンロード

機器展示

AVS/Expressで可視化した各種数値シミュレーション結果や計測結果をVRで展示いたします。

協賛展示

富士通株式会社
TCクラウド
TCクラウドは、流体解析、構造解析、計算化学等のアプリケーションが従量制ですぐに実行可能な環境を提供するHPCクラウドサービスです。面倒な環境構築やインストールは不要で、富士通が長年培ってきたHPC技術の活用により高い台数効果が得られます。また、遠隔地からでも快適にプレポスト操作が可能な独自のリモートデスクトップも備えています。
株式会社 エルザジャパン
NVIDIA Quadro RTX8000
NVIDIA Quadro RTX シリーズは、NVIDIA TuringTM GPU アーキテクチャを搭載し、8GB GDDR6のハイエンドモデルから48GB GDDR6大容量メモリを搭載したウルトラハイエンドモデルまで幅広い用途・市場に適したグラフィックスカードとなります。
リアルタイム・レイトレーシングの高速処理が可能な「RT Core」、AI・Deeplearning の高速演算処理に適した「Tensor Core」をサポートしております。
アプライド株式会社
弊社オリジナルワークステーション
弊社ワークステーション製品は、科学技術計算用途に適したモデルから、2D/3D CADや シミュレーション用途まで、多数のモデルをご用意しています。また、近年注目をあびているディープラーニングモデルもラインナップし、フレームワークのセットアップまで行ってご提供しています。研究内容やご利用ソフトウェアに合わたご提案を実現するため、HPCご購入前相談窓口を設置していますので、ぜひご利用ください。

※会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。