
WAON
音響解析ソフトウェア
セミナー・イベント
気流音や空力音などの流体音を計算するためには、非定常かつ細かな渦を考慮する必要があり、タイムステップやメッシュは非常に細かくなります。
一方で伝搬する音波を追跡するためには、広範囲な空間を扱うほか、反射や回折などの現象も考慮する必要があります。
そのため解析規模の問題から計算時間も膨大になり、設計者は解析の検証実施に苦慮しているのが現状です。
本セミナーでは、青山学院大学の武田先生より、流体音解析で発生する課題とその解析手法について、事例を交えてご説明いただきます。
また、サイバネットシステムからはAnsys WAONを活用した解決手法をご紹介いたします。
【ポイント】
・受動制御機構による空力音の低減メカニズムと計算コストを抑え精度を保った解析例
・音源と音圧の伝搬、音圧を可視化する手法
・気流音の機体表面における散乱波の解析例 ほか
音響解析に携わる方に広くお役立ていただける内容となっておりますので、是非この機会にご参加ください。
※終了時刻は多少前後する場合がございます。
開催会場 |
本イベントはZoomを用いたWebセミナー形式での開催となります。 |
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定員数 |
150名 |
対象 |
・流体の運動が起因して生じている音について、音源分布の特性(強度・位相の分布)を把握されたい方 |
製品 |
Ansys / WAON |
解析分野 |
構造解析・電磁界解析・音響解析・3D設計 |
参加費 |
無料 (事前登録制) |
主催 |
サイバネットシステム株式会社 |
青山学院大学 理工学部機械創造工学科
助教 武田真和 様
柱状物体後方に発生するカルマン渦は、振動や空力音を引き起こし、その抑制は工学上重要な課題です。本講演では、Ansys/WAONを用いた音響解析により、剛体や多孔質材で構成された円筒を設置した傾斜円柱の受動制御機構を評価します。風洞実験との比較でシミュレーションの妥当性を検証し、計算コストを抑えつつ精度を保った解析が可能であることを示します。さらに、音圧の可視化結果から空力音低減メカニズムを考察します。
【武田真和 様 経歴】
サイバネットシステム株式会社
ソリューション開発部技術第3課
桝本貴之
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