Plastic CAE Conference 2012

Plastic CAE Conference 2012
これまでPUC(PLAMEDIA Users Conference)の名称で開催して参りましたユーザ会ですが、今回からはPCC(Plastic CAE Conference)と改称し、ユーザ様のみならず、プラスチックの成形加工にご興味のある方をも対象とした新しいイベントとして開催いたします。 PCC2012は、プラスチックCAEに特化したユーザ会の本質はそのまま残し、ユーザ会を更に発展させた「射出・押出・ブロー」の三大プラスチック成形法に携わる方が一堂に会するイベントです。
今回は基調講演としてプラスチック成形加工の分野でご活躍の三井化学株式会社 伊崎健晴様を、また特別講演といたしまして当社取締役でもある山形大学 理事・副学長 大学院理工学研究科教授 小山清人様をお迎えしてご講演いただきます。 解析事例発表では、当社ソフトをご活用いただいております射出・押出・ブローの各ユーザ様よりご発表いただきます。 さらに、ユーザ様向けのバージョンアップ成果報告と平行して別会場では、これからプラスチックCAEをご検討されるお客様に向けた製品紹介を行います。
ユーザ様はもちろんのこと、プラスチックCAEをご検討または、ご興味のあるお客様全てにご満足いただける有益な情報をお届けいたします。
ご多忙のこととは存じますが、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
本セミナーは終了しました。
開催概要
日時 | 2012年4月19日(木) 9:50〜17:40 (受付 9:30〜) 懇親会 17:50〜19:20 |
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会場 | 富士ソフト アキバプラザ6階 セミナールーム1 [地図] |
対象 | 当社プラスチックCAE製品をご使用のお客様 プラスチックCAEの導入をご検討中またはご興味をお持ちのお客様 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
主催 | サイバネットシステム株式会社 |
タイムテーブル
09:50−10:00 (10分) |
開会のご挨拶 サイバネットシステム株式会社 |
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10:00−10:30 (30分) |
特別講演 「プラスチック成形加工でのCAE動向」 山形大学 理事・副学長 大学院理工学研究科 教授 兼 サイバネットシステム(株)取締役 小山 清人 様 プラスチック成形加工におけるCAEの利用状況と今後の展望について概説する。 |
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10:30−11:30 (60分) |
基調講演 「成形加工における高分子のレオロジー特性とCAE」 三井化学株式会社 マテリアルサイエンス研究所 研究主幹(リサーチフェロー) 伊崎 健晴 様 成形加工における樹脂の流れは複雑であり、定量的に理解することが難しい。しかしながらレオロジーは、材料の構造と流動性との関係を与えると共に、CAEと組み合わせることにより、成形加工中の材料の流れを精密に解析し、材料に最適な装置設計や、材料設計に活用することが出来る。ここでは、成形加工とレオロジーとの関わりについて述べ、成形加工におけるレオロジーの重要性を解説したい。 |
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11:30−12:50 (80分) |
昼休憩 ※午後からご来場の方は、12:30〜12:50までに受付をお済ませください。 |
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12:50−13:20 (30分) |
射出成形CAE ユーザ様事例発表1 「Ansys Workbench版 射出成形CAEシステム PlanetsX 導入事例のご紹介」 群馬県立産業技術センター 生産システム係 独立研究員 須田 高史 様 群馬産業技術センターでは、平成23年度にPlanets Xを導入した。本発表においては、操作手順の把握を目的として、Planets Xを用いた単純形状のモデルによる樹脂流動解析を試みた事例を紹介する予定である。また、マルチフィジックス解析ツール「Ansys」の統合操作環境である「Ansys Workbench」との連成解析も試みる予定である。 |
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13:20−13:50 (30分) |
射出成形CAE ユーザ様事例発表2 「離散的最適化手法を用いた射出成形用金型の最適構造設計法」 京都工芸繊維大学 工芸科学研究科 先端ファイブロ科学部門 准教授 横山 敦士 様 射出成形はプラスチック成形加工技術の一つであり、多くのプラスチック製品の製造工程に用いられている。射出成形では製品形状に影響を与える要因が多数存在するが、その中でも金型形状は製品に大きな影響を与える。金型の設計は,現在ではCAE技術を用いている場合が多くなっている。本報告では樹脂流動解析(PLANETS)と離散的最適化手法である遺伝的アルゴリズムを用いて金型の最適設計を行う手法について紹介する。 |
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13:50−14:20 (30分) |
押出成形CAE ユーザ様事例発表 「CNT/PP(カーボンナノチューブ含有ポリプロピレン)の導電性能に及ぼすCNT分散性の影響」 積水化学工業株式会社 技術・CS部 生産技術グループ 千葉 高充 様 同方向プラストミルにより、CNTの分散性と導電性の関係を明らかにした。さらに、SCREWFLOW-MULTIによるシミュレーションにより算出した歪量により整理し、歪量とCNT分散性および導電性の関係を調査した。また、この歪量により、二軸押出機の混練部、すなわち、ミキシングエレメント設計指標に展開可能であることを明らかにした。 |
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14:20−14:50 (30分) |
ブロー成形CAE ユーザ様事例発表 「INOACにおけるブロー成形CAEシステムSIMBLOWの適用事例」 株式会社イノアックコーポレーション 自動車関連製造部 技術本部 デザイン部 解析技術課 係長 丹下 勝博 様 INOACにおけるSIMBLOWの適用事例として、自動車用空調ダクトの成形不良予測について紹介する。 |
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14:50−15:00 (10分) |
休憩 | |
セミナールーム1にて 「今年度バージョンアップ成果報告と次期開発計画について」 |
セミナールーム6にて 「樹脂流動解析ソフトのご紹介」 |
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15:00−16:00 (60分) |
【射出セッション】 ・Ansys Workbench版 射出成形CAEシステム「PlanetsX」 ・射出成形CAEシステム「PLANETS“MoldStudio 3D”」 |
【押出・ブローセッション】 押出・ブロー成形CAE製品をご紹介します。 |
16:00−17:00 (60分) |
【押出・ブローセッション】 ・押出成形CAEシステム「SUNDYXTRUD/FLAT3D&SPIRAL3D」 ・ブロー成形CAEシステム「SIMBLOW」 ・二軸スクリュ押出機内熱流動CAEシステム「SCREWFLOW-MULTI 」 ※SCREWFLOW-MULTIは、開発元の株式会社アールフロー代表取締役 竹田宏様よりご発表いただきます。 |
【射出セッション】 射出成形CAE製品をご紹介します。 |
17:00−17:30 (30分) |
今後の開発プラン サイバネットシステム株式会社 |
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17:30−17:40 (10分) |
お知らせ、アンケート記入 | |
17:50−19:20 (90分) |
懇親会 ※ご参加いただいた企業様、講師の方々、弊社との情報交流の他、今回ご紹介するプラスチックCAEソリューションのデモ展示を行います。是非ご来場ください。 |
※上記の内容は若干変更される可能性があります。
関連製品
- Ansys Workbench版 射出成形CAEシステム「PlanetsX」
- 射出成形CAEシステム「PLANETS“MoldStudio 3D”」
- 押出成形CAEシステム「SUNDYXTRUD / FLAT3D & SPIRAL3D」
- ブロー成形CAEシステム「SIMBLOW」
- 二軸スクリュ押出機内熱流動CAEシステム「SCREWFLOW-MULTI」
参加申し込み方法
本セミナーは終了しました。