解析時間を短縮する
Ansys 並列計算&大規模解析ソリューションセミナー
製品ライフサイクルの短縮や品質への要求が高まる中、今日の設計・開発現場では「CAEによる解析結果の精度向上」「解析作業時間の短縮」が求められています。
精度向上の方法としては、様々な非線形性を考慮に入れたり、単体の部品ではなく、システム全体をモデル化することが考えられます。また解析作業の手間を削減するために、自動メッシュ機能を活用して、設計現場が作成したアセンブリモデルをそのまま利用した解析が広く行なわれています。
しかし、これらの手法では、解析規模や計算時間は増大しがちなもの。解析全体に要する時間を圧縮し、開発期間の短縮につなげていくには、大規模問題をいかに効率よく処理するかが重要なカギになります。
マルチフィジックス解析ツール「Ansys」では、こうした大規模問題に対して、様々なアプローチ方法があります。
1つは、近年のハードウェアのトレンドである「マルチコア」「計算クラスタ」「GPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)」を使い、計算を並列化させるもの。また、「サブモデリング」「サブストラクチャリング」等の解析的な手法を用いて、解析モデルの規模そのものを縮小させるのも有効です。
本セミナーでは、Ansys Mechanical(Ansysの構造・伝熱解析)で利用可能なこれらのアプローチ方法について、事例を交えてご紹介します。ぜひふるってご参加ください。

- もっと詳細な解析を行ないたいが、規模が大きくなりすぎるので困っている。
- 担当者の工数を減らすため、アセンブリモデルを丸ごと解析したい。
- 解析時間をとにかく短縮したいので、どんな方法があるか知りたい。
- 並列計算はすでに行なっているが、さらに効率を上げる方法が知りたい。
開催概要
開催場所 | 東京会場 | 大阪会場 | 名古屋 |
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開催日程 | 2011年3月3日(木) 13:30〜16:30 (受付開始: 13:00〜) |
[満席] 2011年3月11日(金) 13:30〜16:30 (受付開始: 13:15〜) |
[満席] 2011年3月10日(木) 09:30〜12:30 (受付開始: 09:15〜) |
開催会場 | 弊社 東京本社 セミナールーム [地図] |
弊社 西日本支社 セミナールーム [地図] |
TimeOffice名駅 TimeE [地図] |
定員 | 40名 | 10名 | 20名 |
受講料 | 無料 | ||
主催 | サイバネットシステム株式会社 |
カリキュラム
1. Ansysの並列計算
Ansys Mechanical ソルバーの並列計算機能である「SMP(Shared Memory Pararell)」「DAnsys(Distributed Ansys)」、Release 13.0から対応した「GPGPUによる並列計算」に関して、その適用範囲とパフォーマンスをご紹介します。
2. Ansysの大規模計算ソリューション
Ansys Workbench Mechanicalの大規模解析向けのソリューションである「リモート解析マネージャ」「サブモデリングウィザード」のほか、Mechanical APDLでお使いいただける「サブモデリング」「サブストラクチャリング」「CMS(Component Mode Synthesis)」「変分テクノロジ(Variational Technology)」についてご紹介いたします。