設計を効率化する複合材料データベースの構築・活用セミナー

製品の軽量化を目的とした最適化は、寸法最適化やトポロジー最適化等の解析技術を用いて「形状」を考察対象とすることが中心でした。しかし近年、より劇的に軽量化を実現できるもう一つの設計パラメータにも注目が集まっています。
それは「材料」です。比強度の高い材料に置換することは製品仕様を満たしつつ大幅な軽量化を実現できる可能性を秘めております。

材料の最適化解析を実現するためには、豊富な材料データベースを構築あるいは準備すること、そしてその大量のデータ群(ビックデータ)を効率的に活用するための技術が必要です。
特に軽くて強い材料の代表格である複合材料は、混ぜる材料の種類や混ぜ方、さらに成形履歴などによって物性が変化するため、市販の材料データベースだけではCAEによる材料最適化のメリットを十分に生かしきることはできません。

本セミナーでは、CAEを用いた材料設計に長く携われているナミックス株式会社の榎本利章様と、複合材料を用いた製品設計を長年リードされている国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構の北條正弘様を特別講師にお招きし、材料解析の事例についてご講演いただきます。
また株式会社島津製作所様とサイバネットシステムの共同プロジェクトから実測および解析の両側面から材料物性値を取得するための最新技術を紹介するとともに、それらの結果を管理・運用・活用するための最新技術についても紹介いたします。

本セミナーが、多くの材料の特性を十分に生かした製品設計を行うための一助となれば幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

※参加お申し込みの受付は終了しました。

※大阪はサテライト会場です。

開催概要

開催会場 東京会場 大阪会場(サテライト会場)
開催場所 TKPガーデンシティ PREMIUM秋葉原 ホール3B TKPガーデンシティ 心斎橋 淀(北)
※サテライト会場はスライド画面と音声の共有で聴講する形となります。
開催時間 13:30〜17:20 (受付開始 13:00)
定員 100名 50名
対象 ・複合材料を用いた製品開発、解析されている方
・物性値取得に興味がある方
・材料設計において解析に取り組まれている方
・材料管理データベースに興味がある方
受講料 無料(事前登録制)
主催 サイバネットシステム株式会社
  • お申込みが多数の場合は、一社あたりの参加いただく人数または体験環境を調整させていただく場合がございます。予めご了承ください。
  • お申し込みが最少開催人数に満たない場合は、中止になる可能性があります。
  • 同業他社の方はお断りさせていただくことがございます。予めご了承ください。

アジェンダ

時間 講演内容
13:30-13:40 ご挨拶

サイバネットシステム株式会社

13:40-14:30 ナミックスにおけるシミュレーションによる樹脂開発の検討

ナミックス株式会社
技術開発本部 開発U 開発G 開発技術T
技師 榎本 利章様

近年、高密度が進む半導体パッケージにおいて、半導体封止剤樹脂にも耐熱性、強靭性、放熱性等あらゆる要求が集中しているが、樹脂物性の非線形性が強い事や、実使用時の現象の複雑さから最適設計は非常に困難である。そこで、ナミックスでは、樹脂の内部構造を考慮した上で、半導体パッケージの内部応力や疲労のトータル的な最適設計をシミュレーションと実験を併用し検討してきた。今回、その経緯と今後の展望について報告する。

14:30-15:00 ANSYS EKMを用いたMultiscale.Simの解析プロセス管理と材料データ管理

サイバネットシステム株式会社
ソリューション開発部
山本 晃司

製品設計で行われる最適化解析は、従来は形状のみを対象とすることが主でしたが、昨今では材料も含める試みも進んでおります。これを実現するための鍵が材料データベースです。特に複合材料やラティス構造では、混合する素材の種類や割合、あるいは微視形状等によって材料物性値が制御できるため、最適化の幅が格段に広がります。そこで本講演では、Multiscale.SimとANSYS EKMを連携することで、材料データベースに特化したSPDM(Simulation Process and Data Management)を実現するソリューションについて紹介いたします。

15:00-15:20 休憩
15:20-16:00 炭素繊維強化複合材料 〜CAEで求められる各種特性の評価事例と関連製品・技術紹介〜

株式会社島津製作所
分析計測事業部 グローバルアプリケーション開発センター
主任 村上 岳 様

自動車・航空機の燃費向上を目的とした軽量化のために複合材料の適用が進んでいます。 CFRPをはじめとした複合材料は従来材料と比べ、比強度・剛性が優れていますが、その構造の複雑さ故に正確な材料物性値を取得するには適切な試験手法を選択しなければなりません。本発表ではCFRPの基本的な規格試験事例、多機種分析装置による評価事例とともに、高速度ビデオカメラによる破壊観察・X線CTによる内部観察を通して熱硬化性CFRP擬似等方積層材の引張破壊のプロセスを考察します。また、弊社は近年、ランダム配向型熱可塑性CFRPの評価手法として新規面外せん断試験法の開発に取り組んでおり、試験手法の妥当性検証にCAE解析を活用した事例についても紹介します。

16:00-16:40 航空機エンジン要素技術の研究における材料解析事例

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
航空技術部門 コアエンジン技術実証プロジェクトチーム
主任研究開発員 北條 正弘様

航空機エンジンの高効率化を目指して、JAXAでは、複合材等の新材料を航空機エンジン部品に適用するための技術開発を行っており、構造設計に必要な材料物性値の予測等のために材料解析技術の研究を行ってきました。本報では、複合材ファンブレードやメタルディスク軽量化において行った材料解析の事例を報告します。

16:40-17:10 ANSYS GRANTA製品による効率的な材料検討

サイバネットシステム株式会社
ソリューション開発部
糸井 豊

軽量化、小型化、高性能化など、製品開発では市場からの要求を満たす必要があり、使用する材料も重要な設計パラメータとなります。また、製造時CO2排出量、制限物質の使用に関しても様々な規制が設けられており、これらを遵守することは製造業における最重要課題となっています。材料物性データは、もはやシミュレーションだけでなく、企業活動そのものにとっても重要な情報であるといっても過言ではありません。本セッションでは、ANSYSグループの一員となったGRANTAが提供する、材料データおよび検索・比較・可視化ツールであるCES Selector自社の材料データを効率的に管理するシステムGRANTA MIをご紹介するとともに、法令を遵守しながらの効率的な使用材料の検討手法についてご紹介します。

17:10‐17:20 質疑応答&アンケートご記入
  • 上記の内容は若干変更される可能性がありますので、御了承ください。

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