製品
Ansys Minerva
CAE情報プラットフォーム
製品概要
Ansys MinervaはデジタルトランスフォーメーションのためのCAE情報プラットフォームです。いまやCAEは製品開発プロセスのあらゆるステージで広く活用されています。CAEが持つ情報の価値を、ものづくりのすべてのステージで、すべての人々が利用できる環境をAnsys Minervaは提供します。これにより意思決定の時間を早め、開発プロセスの効率化・高速化を実現します。
Characteristic / 特徴
確実な情報共有
担当者間、部署間、プロセス間の情報共有はなによりも重要です。Ansys Minervaを用いると日々生成される大量のCAEデータから目的のデータに素早くアクセスすることができます。また、複数のメンバーやソフトウェアを要する複雑なシミュレーション工程も組織的な情報共有によって確実に実行できるようになります。
情報の可視化
Ansys
MinervaはCAEデータだけではなく様々な関連情報もまとめて管理することができます。データ同士のつながりを可視化することができるため、データ連携の確認作業を削減することが可能です。前後どちらの行程にもリンクをたどり情報を追跡することができます。
またCADやCAEデータは形状や解析結果をすぐに3D表示することができます。データのダウンロード時間や専用アプリケーションで開く時間を短縮でき、素早く内容を確認できます。3D表示の際にCAD/CAEのライセンスは消費しないので、より多くの人がCAE情報を利用できるようになります。
優れた操作性
Ansys Minervaへのシミュレーションデータの登録はドラッグ＆ドロップで簡単に行えます。ローカルデータと同じ感覚で仕掛かり中のファイルを開き、修正し、保存するだけで自動的にサーバー情報が更新され最新の状態に保たれます。
高い拡張性
●材料データ管理ツールAnsys Granta MIと連携できます
- 材料情報のゴールドソースから素早く適切な材料データを選定できます。
●最適化ツールAnsys optiSLangと連携できます
- 多くの試行錯誤を要する高度な解析課題をシステマティックに処理できます。
●HPC環境と接続できます
- Ansys Minervaをポータルとして誰でも簡単にHPCによるジョブ実行が可能です。
柔軟なシステム構成
Ansys MinervaはWEBアプリケーションなので、インターネットとWEBブラウザさえあればいつでもどこからでも利用できます。拠点間での情報共有も容易であり、リモートワークにも最適です。
Ansys Minervaには6つの重要なビジョンとロードマップがあります。Ansys Minervaのユニークで洗練されたすべての機能はこの6項目のために開発されており（現在～将来にわたり）、それは複雑化し続ける製品開発に対応するためのプロセス改革と、お客様のビジネスゴールを実現するためにほかなりません。
Examples / 活用事例
活用事例 ①
Ansys Minervaをライフサイクル全体にわたるマネジメントシステムと接続し、CAEの情報プラットフォームを構築した例です。Ansys Minervaで75種類のCAD/CAEを管理し、それらを組み合わせた最適化計算で膨大な設計検討を行い、ワールドワイドで5,000人のユーザーが得られた知見を各開発プロセスで活用できます。
活用事例 ②
Ansys Minervaによる設計プロセスの自動化例です。熟練エンジニアのベストプラクティスをワークフローのテンプレートとすることで最適な設計プロセスを共有でき、さらに定型的な業務であればAnsys Minervaによって解析実行からデータ収集までを自動化することができます。
