樹脂流動解析フリップチップ実装の圧着解析

- 圧着成形における封止プロセスをシミュレーションしたい
- 重力、表面張力を考慮した樹脂の流動性を見たい
- フリップチップの性能を左右するフィレット形状を予測したい
フリップチップ実装とは、ICチップと半導体基板をワイヤーなどを使わずに封止樹脂(アンダーフィル剤)を使って接合する方法です。 今回は、フリップチップ実装工法の一つである圧着解析の事例を紹介します。
PlanetsXには、射出圧縮/プレス成形解析オプションが用意されています。
下図はこのオプションを利用して、圧着成形における封止プロセスをシミュレートした結果です。
PlanetsXにおける圧着成形解析の特長は、樹脂の粘度を考慮する解析に加えて、以下の現象を取り扱うことができます。
②表面張力係数と接触角から樹脂の表面張力を評価することが可能
上記の重力・表面張力の機能を考慮して解析すると、フリップチップの性能を左右するフィレット形状を予測することができ、例えば耐久性の評価につなげることができます。
解析種類
樹脂流動解析、射出成形解析、封止成形解析
※この事例では、Ansysに加えて以下のライセンスが必要です。
Ansys Workbench版 射出成形CAEシステム PlanetsX
関連キーワード
封止成形、圧着成形