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Windows 10時代のPC運用管理術 Windows 10大型アップデート配信

Microsoft Windows 10が2015年7月にリリースされてから、すでに3年以上が経過しました。最初の1〜2年はなかなかWindows 7からの移行が進まないという状況でしたが、現在ではかなりの数のPCでWindows 10が動いています。そこでWindows 10で大きく変化した更新プログラムの適用方法とサイバネットが提供するWindows 10大型アップデート展開支援サービスをご紹介いたします。

日本におけるWindows 10のシェアが60%を超える

StatCounterが公開している「Desktop Windows Version Market Share Japan」によれば、日本における2019年4月時点でのWindows 10のシェアは60%を超え、この1年間で約12ポイントシェアを伸ばしております。Windows 7のシェアは2018年9月時点では約40%ありましたが、半年で約28%まで減少していることからも、Windows 10への移行が加速している状況がわかります。

Windows 10への移行でまず注意したいWindows Updateの変化

Windows 10への移行でまず注意すべきなのが、更新プログラムの適用方法(Windows Update)が変化したことでしょう。その背景にあるのは、Windows 10のコンセプトが、それ以前のWindowsと大きく異なっていることです。

Windows 10はOSを「製品」として販売するのではなく、「サービス」として提供する「Windows as a Service」というコンセプトを採用しています。従来のWindowsでは、3年程度のサイクルで機能改善や新機能追加が行われたサービスパックが提供されてきましたが、Windows 10ではこれが随時「サービス」として行われるようになります。リリースサイクルが短いクラウドサービスと同じような感覚で、OS自体も進化させていこうとしているのです。

Windows 10では半年毎に新機能が提供され、Windows 10のPCが直接マイクロソフトのWindows Updateサイトにアクセスし、自動的に取得・インストールされるようになります。これは企業ユーザーにとっては悩ましい問題です。社内でテストを行うことなく新しい更新プログラムが適用されてしまうと、業務アプリケーションが突然動かなくなるなどのトラブルが発生する危険性があるからです。

このような問題を回避するため、マイクロソフトはWindows 10に関して、「Windows Update for Business」というサービスオプションを提供しています。多くの企業では、「Windows Update for Business」をメインに展開することが想定されますが、それではこれによって、Windows Updateの運用はどのように変わるのでしょうか。

Windows 10のリリースサイクル

ここで改めて、Windows 10のリリースサイクルについておさらいしておきましょう。Windows 10の機能更新プログラム(Feature Update)は、まず「Windows Insider Program」に登録したユーザーによる評価(Insider Preview)を経て、Semi-Annual Channel(SAC)としてリリースされます。「Windows Update for Business」ではSACリリース日から更新プログラムをインストールする期間を延期することが可能となります。例えば、60日を延期日数として指定した場合、SACリリース日から60日以降に更新プログラムをWindows Updateから受信し、インストールすることになります。

Windows 10のライフサイクルは3月に提供される機能更新プログラムに関してはエディションを問わずSACリリース日から18ヶ月、9月に提供される機能更新プログラムはWindows 10のエディションによって異なり、EnterpriseとEducationに関してはリリース日から30ヶ月、その他のエディションに関しては18ヶ月となっています。

機能更新プログラムの容量は大きく、「Windows 10 October 2018 Update」ではダウンロードサイズが3GB以上、ディスク上に展開された時の容量は約7GBとなっています。

これに加え、月次でリリースされる品質更新プログラムもあります。これは、リリース毎に過去の更新プログラム全てを含む形(累積パッチ)で提供され、最近では1GB以上になることも珍しくありません。なお機能更新プログラムの適用を2世代以上行わなかった場合には、品質更新プログラムが提供されなくなります。つまり企業ユーザーは、半年に1回機能更新プログラム、月次で品質更新プログラムを適用するか否かの判断を行わなければなりません。しかもその容量は大きく、作業負担もネットワークへの負荷もかかります。これをどのように効率化するかが、大きな課題になっているのです。

Windows 10大型アップデート配信/適用の課題を解決するソリューション

ここでまず意識していただきたいのが、事前準備の重要性です。更新対象となるPCのディスク空き容量をチェックし、十分な空き容量があることを確認した上で、更新プログラムを配布すべきです。この準備作業を怠ってしまうと、更新実行時に失敗してしまい、その対応に余計な時間を費やしてしまうことになります。

次に意識したいのが、効率的な配布をどのように実現するかです。Windows 10の大型アップデート方法には、大きく分けて3つの方法があります。

方法 Windows Update WSUS IT資産管理ツール
概要 インターネット上のWindows Updateサーバーから更新プログラムを入手 社内LAN環境にWSUSサーバーを構築し、WSUSサーバーからパッチを入手 社内LAN環境にIT資産管理ツールを導入し、IT資産管理ツールからパッチを入手
メリット ・無償で利用できる
・配信の環境を準備する必要がない
・Windows Serverの標準機能として利用できる
・承認した更新プログラムのみ適用できる
・配信だけでなくインベントリ収集や セキュリティなどを統合的に管理できる
・マイクロソフト製品以外のパッチも配布ができる
デメリット ・配信タイミングの制御はできない
・ネットワーク帯域制御はできない
・帯域制限やグループ化は可能だが、WSUSに加え、Banch CacheやグループポリシーなどWindowsの機能を使いこなす必要がある
・Active Directory環境がほぼ必須
・強制的な配布/適用ができない
・ツール導入のコストがかかる

@Windows Update

Windows Updateは、アップデート配信環境を準備する必要が無く、マイクロソフトからの自動配信に任せる最も簡単な方法です。インターネットからの更新プログラム取得となるため、ゲートウェアに大きなネットワーク負荷がかかります。また、アップデートがユーザー任せになるため、IT管理者が検証する前に更新プログラムをインストールしてしまい、未対応アプリケーションが使用できなくなってしまったり、予期せぬタイミングで更新プログラムがインストールされてしまい、業務を中断してしまうという事態が想定されます。

AWSUS

企業ユーザーの中には「Windows Server Update Services (WSUS)」を利用して更新を行っているケースも少なくありません。Windows Serverの標準機能として利用でき、承認したプログラムのみを適用するなどのコントロールを実現できます。しかし、WSUS単体ではネットワーク帯域制限やPCのグループ化ができないため、Branch CacheやActive Directory のグループポリシーなど他のWindows機能と組み合わせて運用することが必要となります。

BIT資産管理ツール

これらの課題を解決するには、IT資産管理ツールの活用をおすすめしております。社内LAN環境にIT資産管理ツールを導入し、IT資産管理ツールから更新プログラムを入手する方法です。

また、Windows 10の更新時には、ウィルス対策ソフトやハードディスク暗号化ソフト、常駐系アプリケーション、デバイスドライバなど新しい更新プログラムに対応していないものがアンインストールされてしまうケースがあります。その場合には、アンインストール対象となったソフトウェアの最新版を、改めて配布しなければなりません。その点、IT資産管理ツールであれば、どのPCにどのソフトウェアのバージョンがインストールされているか一元的に把握し、また一斉配布も可能であるため、事前準備の効率化も図れます。

サイバネットが提供する「Windows 10 大型アップデート展開支援サービス」

Windows 10 の大型アップデート展開は主にIT資産管理ツールのソフトウェア配布機能を利用しますが、設定手順や項目が多く、どう実施すればよいかわからないというIT管理者の方が少なくありません。サイバネットでは、このような方を対象にIT資産管理ツールの設定や操作方法を現地で実施し、展開方法をご理解いただくためのサービスを提供しております。

Windows 10 大型アップデート展開支援サービス概要

対象のIT資産管理ツール製品 SKYSEA Client View
LanScope Cat
Ivanti Endpoint Manager
対象者 ・上記IT資産管理ツールをサイバネット経由で新規購入される方
・他社IT資産管理製品から乗り換えでサイバネット経由で上記IT資産管理ツールをご購入される方
・上記IT資産管理ツールをサイバネット経由で購入し、現在ご利用中の方
実施項目 ・展開設定の作成
・検証機でのWindows 10 大型アップデート展開実施
・展開方法のご説明(帯域制限の設定方法など)
注意事項 ・前提条件や納品物などは別途弊社窓口までお問い合わせください
・本番環境へのWindows 10 大型アップデート展開はお客様での実施となります
・作業内容に記載のない作業(管理者トレーニングなど)は別途有償となります

IT資産管理の窓口 ―自社に最適なIT資産管理ツールの選定・導入をご支援 

IT資産管理の窓口では、特定のメーカーに縛られないマルチベンダー対応で、公平中立な立場からお客様の目的に合った最適なツールをご提案いたします。さらに、ITILやSAM関連の知識と認定資格を持つサイバネットシステムの担当者がIT資産管理ツールの選定だけでなく、導入方法や最適運用までワンストップソリューションでご提供します。

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そこで、IT資産管理の窓口では、6つのIT資産管理ツールと関連オプション製品をご用意しております。導入検討に至ったお客様の背景をしっかりヒアリングさせていただき、課題解決や目的に適したIT資産管理ツールをご提案いたします。

IT資産管理ツール

クラウド型IT資産管理/MDM

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関連オプション

クラウド型ソフトウェア資産管理

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個人情報検出・管理ソリューション

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ハードディスク全体を自動的に暗号化し、PCの盗難・紛失時、また悪意ある第三者によるハードディスク・データ読み出しから貴重な情報を保護します。

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セミナー・イベント
セミナー
売れ筋「IT資産管理ツール」比較セミナー
東京: 5月22日(水)、7月25日(木)
大阪: 5月24日(金)、8月23日(金)
会場:弊社セミナールーム
オンラインセミナー
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6月12日(水)