低損失リニアレギュレータ

低損失リニアレギュレータ(Low Loss Linear Regulator)方式のシミュレーションをする場合、どのように考えたらいいのか。
解説書を読みながら、シミュレーションを行うデザインキットです。回路図はこちら(PDF:43KB)をご参照下さい。
パワーデバイスの基本素子でありますダイオード、トランジスタ、MOSFETで構成されています。また、通常の過渡解析と垂下特性シミュレーションも準備しています。これらの手法は他の回路方式においても転用できます。低損失リニアレギュレータ回路のシミュレーション用テンプレートとしてご活用下さい。下記のスパイスモデルを採用しています。

  • ダイオード
    1SR154-600(ROHM)
  • ショットキ・バリア・ダイオード
    D2S6M(SHINDENGEN)
  • ツェナー・ダイオード
    02DZ5_1X(TOSHIBA Semiconductor)
  • トランジスタ
    2SB1375(TOSHIBA Semiconductor)
    2SD596(NEC)
  • MOSFET
    2SK2201(TOSHIBA Semiconductor)
目次
1.
低損失リニアレギュレータについて
2.
回路シミュレーションの等価モデルの考え方
2.1
全波整流ダイオード
2.2
トランジスタ
2.3
MOSFET
2.4
ツェナ−・ダイオード
3.
回路解析シミュレーションにおける各部の波形
3.1
出力電圧
3.2
出力電流
3.3
整流波形
3.4
Q1の波形
3.5
Q2の波形
3.6
MOSFETの波形
3.7
ダイオードの波形
4.
垂下特性シミュレーション
5.
垂下制御時のメイントランジスタQ1の解析