高精度リニアレギュレータ

高精度リニアレギュレータ(High Accuracy Linear Regulator)方式のシミュレーションをする場合、どのように考えたらいいのか。
解説書を読みながら、シミュレーションを行うデザインキットです。回路図はこちら(PDF:46KB)をご参照下さい。
パワーデバイスで構成されています。また、通常の過渡解析とは別に2つのケースを想定し、シミュレーションを紹介しています。垂下特性と負荷急変の方法論です。この手法は色々な回路方式においても転用できます。高精度リニアレギュレータ回路のシミュレーション用テンプレートとしてご活用下さい。下記のスパイスモデルを採用しています。

  • ダイオード
    1SR154-600(ROHM)
  • ショットキ・バリア・ダイオード
    D5SC4M(SHINDENGEN)
  • パワー・トランジスタ
    2SA1598(SHINDENGEN)
  • トランジスタ
    2SA1015(TOSHIBA Semiconductor)
    2SD596(NEC)
  • シャントレギュレータ
    AN1431T(Panasonic Semiconductor)
目次
1.
高精度リニアレギュレータについて
2.
回路シミュレーションの等価モデルの考え方
2.1
トランスの考え方
2.2
ダイオード
2.3
シャントレギュレータ
3.
回路解析シミュレーションにおける各部の波形
3.1
出力電圧
3.2
出力電流
3.3
トランス2次センタータップ
3.4
ショットキ・バリア・ダイオードおけるスイッチング波形
3.5
シャントレギュレータにおける電圧波形
4.
垂下特性シミュレーション
5.
負荷急変シミュレーション