RCC回路(Ringing Choke Converter)

RCC回路方式のシミュレーションをする場合、どのように考えたらいいのか。
解説書を読みながら、シミュレーションを行うデザインキットです。回路図はこちら(PDF:49KB)をご参照下さい。
パワーデバイス、トランス、フォトカプラ、シャント・レギュレータ等で構成される為、回路動作は複雑です。RCC回路のシミュレーション用テンプレートとしてご活用下さい。下記のスパイスモデルを採用しています。

  • ダイオード
    1SR154-600(ROHM)
  • ツェナ・ダイオード
    MTZJ3BS(ROHM)
  • ショットキ・バリア・ダイオード
    D1FS4(SHINDENGEN)
  • トランジスタ
    2SC3153(SANYO)
    2SD596(NEC)
  • シャントレギュレータ
    AN1431T(Panasonic Semiconductor)
  • フォトカプラ
    PC356NT(SHARP)
目次
1.
RCC(Ringing Choke Converter)について
1.1
起動動作について
1.2
定常動作について
1.3
ソフトスタート動作について
2.
回路シミュレーションの等価モデルの考え方
2.1
パルス電源
2.2
トランスの考え方
2.3
チョークコイルの考え方
2.4
trbを表現出来るダイオードモデル
2.5
順方向・逆方向を表現出来るツェナー・ダイオードモデル
2.6
フォトカプラのモデル
2.7
シャント・レギュレータのモデル
3.
回路解析シミュレーションにおける各部の波形
3.1
出力電圧
3.2
出力電流
3.3
Q1の波形
3.4
Q1,Q2,C4の波形
3.5
D8,Q1の波形
3.6
シャントレギュレータの電圧波形
3.7
トランスの波形