技術者がCAEソフトを有効活用するために、数値的に得られた解は妥当であるかの判断をすることが重要です。また、動的な解析の場合、時間域と周波数域の2つのアプローチがあり、これらの特性を理解した上で、手法の選択および解の評価をしなければなりません。振動、ここでは特に共振現象に着目し、実際に振動試験を行います。実験を通じて、振動現象を理解すると共に、振動実験とCAE解との乖離を減らすための考察を行います。本セミナーはFEM実験室(静解析編)の続編ですので、静解析編を受講した後に本セミナーを受講すれば、より理解が深まるでしょう。