CAEユニバーシティ 特別公開フォーラム 2024
~ 未来を拓くCAE教育の在り方~若手育成からリスキリングまで~

本フォーラムは「CAEユニバーシティ」の講師やCAE社内教育に携わる方を招いて最新の情報交換を行うイベントで、2014年から開催しています。昨年のフォーラムにて多くの来場者の方から好評をいただいたことを踏まえ、今年は規模を拡大し、「未来を拓くCAE教育の在り方~若手育成からリスキリングまで~」のテーマのもと開催します。
デジタル技術の活用が進み、技術者のスキル要件も変化する昨今、各自の継続的なスキルアップがますます重要視されるといえます。しかし現状では人材育成に課題を持つ企業は多く、「新しい技術を習得させても、実務への役立て方がわからない」「技術を教えることのできる人材が社内にいない」などの悩みが、サイバネットのお客さまからも寄せられています。
このような課題を踏まえ、今回のフォーラムでは、機械学習などの新しい技術を製造プロセスに落とし込むための提言や、様々な分野における技術者教育の実例など、次世代を見据えた人材育成に役立つ情報をお届けします。
当日の資料がPDFでダウンロードできます
こちらの【当日配布資料ダウンロード】ページからダウンロードください。
株式会社安川電機の村上 敦 様の講演が、Webメディア MONOistで紹介されました。
当講演「モータ開発におけるCAE解析の実践とスキルアップ活動」の内容をダイジェストでご参照いただけます。
「安川電機が教える、CAEの実践と解析スキル向上への道」
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2408/19/news009.html
開催概要
| 会場 | アキバプラザ 5F アキバホール https://www.fsi.co.jp/akibaplaza/map.html 東京都千代田区神田練塀町3 |
|---|---|
| 日時 | 2024/7/19(金) 東京 13:00~17:35(12:30受付開始) / 17:45~19:00 懇親会 |
| 対象 |
※同業他社の方、また弊社判断によりお断りする場合がございます。 |
| 定員 | 200名 |
| 受講料 | 無料(Webにて事前登録制) |
| 主催 | サイバネットシステム株式会社 CAEユニバーシティ事務局 |
お申し込み
プログラム
| 時間 | 講演内容 |
|---|---|
| 13:00~13:10 | ご挨拶 サイバネットシステム株式会社 取締役 松本 真周 |
| 13:10~13:50 | 機械学習の教育・活用促進 近畿大学 理工学部機械工学科 教授 理工学部長補佐 和田 義孝 様 |
| 13:50~14:00 | 休憩 |
| 14:00~14:30 | モータ開発におけるCAE解析の実践とスキルアップ活動 株式会社安川電機 技術開発本部 基礎技術開発統括部 モータ・アクチュエータ技術開発部 モータ技術課 課長補佐 村上 敦 様 |
| 14:30~15:00 | CFD・流体解析周辺のリスキリング 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 准教授 白崎 実 様 |
| 15:00~15:10 | 休憩 |
| 15:10~15:40 | エンジニアリング会社における設計者向けCAE教育 MHIさがみハイテック株式会社 社長室直属兼ターボ技術部 主査 菅田 陽子 様 |
| 15:40~16:10 | パワーエレクトロニクス分野におけるCAE 活用とその教育 名古屋大学 未来材料・システム研究所 准教授 今岡 淳 様 |
| 16:10~16:30 | CAE活用人材育成のカギ! ~設計者CAE教育の ”これまで” と ”これから”~ サイバネットシステム株式会社 デジタルエンジニアリング事業本部 営業統括部 プロセス改革推進室 次長 三宅 智夫 |
| 16:30~16:40 | 休憩・レイアウト変更 |
| 16:40~17:35 | “未来を拓くCAE教育の在り方~若手育成からリスキリングまで~” <パネリスト> <コーディネーター> |
| 17:35~17:45 | アンケート記入 |
| 17:45~19:00 | 懇親会 |
講演概要
基調講演機械学習の教育・活用促進
物理サロゲートモデルは業務効率化だけでなく問題を整理し理解するための評価ツールとしても活用できることが期待されている。まさに今が、新しい技術が普及する時代の転換期であり、技術的研鑽をさらに進める事がレベルアップの近道である。本講演では、CAE Universityで行われている「機械学習によるCAE代替モデル構築 ~基礎から具体事例まで~」の講習の意図と機械学習を学ぶための常識・非常識を示す。また、CAE教育内容を活用した効果的な学習とは何かについて再考する。
ユーザー講演モータ開発におけるCAE解析の実践とスキルアップ活動
モータ開発の品質向上のために設計者がCAE解析を活用し、フロントローディングを実践している。CAE解析を活用するためには、設計者のCAE解析のスキル向上が非常に重要であり、これまで継続的にスキルアップに取り組んできた。振動解析のスキルアップ活動に焦点を当てて、活動の過程と内容、課題や今後の取り組みを紹介する。
※こちらの講演資料の配布はございません。ご了承ください。
講師講演CFD・流体解析周辺のリスキリング
DXの推進と連動してリスキリングへの関心が高まっているが、その具体的な取り組みや重視されるポイントは業務分野や組織によって大きく異なる。講演では、大学教員およびCAEユニバーシティ講師として、学生や技術者への教育に携わる立場から、CAE分野、特にCFDや流体解析周辺についてのリスキリングについて考える。
※こちらの講演資料の配布はございません。ご了承ください。
ユーザー講演エンジニアリング会社における設計者向けCAE教育
三菱重工のグループ会社である当社は、主として相模原製作所及び関連海外拠点で製作する製品を対象に、設計・解析・実験など各種技術サービスを提供するエンジニアリング会社である。解析業務は基本的に専任者にて対応しているが、近年MBD開発が進んだことで設計者が簡易解析を実施する場面も増えている。本講演では当社にて実施している全社的な技術教育について紹介を行う。
※こちらの講演資料の配布はございません。ご了承ください。
講師講演パワーエレクトロニクス分野におけるCAE 活用とその教育
パワーエレクトロニクス分野は材料からデバイス、回路、システムへと繋がる電気系の総合分野の一つである。当該分野の国際的な競争力向上に向けては、フロントローディングに貢献するCAEを効果的に活用することはもちろんのこと、機器そのものの高付加価値化、それを実現する人材教育も重要な課題である。そこで本講演ではパワーエレクトロニクス分野におけるCAEの応用事例や教育について述べる。
サイバネット講演CAE活用人材育成のカギ! ~設計者CAE教育の ”これまで” と ”これから”~
