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<ハイブリッド>基礎から積みあげて学ぶ
・学びなおすエンジニアのための流体力学講座

難解といわれる流体力学を、数学を含めた基礎から解かりやすく解説する講座です。

こんな方におすすめ

  • 流体力学におけるシミュレーションソフトを利用している方
  • 流体力学におけるシミュレーションを利用予定の方

講座の内容

本講座では、主として非圧縮性流れのCFD解析を行う上で必要となる流体力学の基礎的な内容についてわかりやすく解説します。初めて流体力学を学ぶ方、あるいは学んだ経験はあるがしばらく遠ざかっていたといった方を対象として、数学を含めた基本から解説します。必要となる数学については可能な限り講義内で説明する予定ですが、微分・積分学、ベクトル解析の基礎については復習しておくことが望ましいでしょう。

事前学習として望ましい知識

多変数関数の微分・積分、ベクトル解析の基礎

日程・お申し込み

会場開催

オンライン開催

キャンセルポリシーについてはこちら
受講形態 座学
(一部、MicroAVSを用いた簡単な可視化を行います。MicroAVSの利用経験や知識は不要です。)
受講料 80,000円(税別)

※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。
時間 2日間 両日とも10:00-17:00
会場 ハイブリッド
オンライン& 東京開催:  弊社 東京本社
受講要件 こちらから
定員 東京会場:13名
オンライン:7名
開始時間 1日目
10:00 0.講座で利用する数学についての復習
・Taylor展開
・ベクトル解析 (勾配,発散,回転の意味とイメージ)
10:55 休憩
11:00 1.流体力学の概要
・流体とその性質
・流れに関連する用語と意味
11:45 昼食休憩
12:45 1.流体力学の概要
・流れに関連する用語と意味 ※続き
2.流れの表現
・流れを表す量
・Lagrangeの方法とEulerの方法
・Lagrange微分
13:55 休憩
14:00 2.流れの表現
・Lagrange微分 ※続き
・3つの線(流跡線,流線,流脈線)
・流れと渦(渦度の導入)
14:50 休憩
15:00 3.保存則と流れの支配方程式
・連続の式
・完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)
15:55 休憩
16:00 3.保存則と流れの支配方程式
・完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式) ※続き
・初期条件・境界条件
17:00 講義終了
※ 講義内容の進捗によって上記タイムテーブルは変更される場合がございます。
※休憩時間はお昼休憩が1時間で基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
※その時々の受講者の事前確認事項によって内容が変化します。
開始時間 2日目
10:00 4.Bernoulliの定理とその応用
・Bernoulliの定理
・3種類の圧力(総圧,静圧,動圧)
・Pitot管
10:55 休憩
11:00 5.変形速度と応力
・流体粒子の運動
・流体に働く応力
11:45 昼食休憩
12:45 5.変形速度と応力
・流体に働く応力 ※続き
・変形速度と応力
13:55 休憩
14:00 6.粘性流体の運動方程式 (Navier-Stokes方程式)
・Navier-Stokes方程式
・無次元化とReynoldsの相似法則
7.エネルギー方程式の概要
14:50 休憩
15:00 8.Navier-Stokes方程式の厳密解と近似
・簡単な厳密解の例
・Stokes近似とOseen近似
15:55 休憩
16:00 9.境界層と物体に働く力
10.計算流体力学(CFD)の概要
17:00 講義終了
解析担当
基礎的な内容と式の意味や導出過程が理解できた。
解析担当
先生のお話が常にわかりやすく、自習では得られない理解がたくさんあった。
設計担当
流体の基礎知識や概念を知ることができる一方、ある程度の基礎知識(数学、物理など)がないと深く理解することは難しいなと感じた。
解析担当
可視化でいろいろな表現があり何が異なるのかよくわかっていなかったので、違いの説明があり助かりました。
解析担当
スライド一枚一枚の情報量が適切であると感じた(副次的にメモ・書き込みがしやすかった)
実験担当
説明の折々に、具体的で身近な事例を挙げてくださったため、つかみづらい流体の振舞いをイメージしやすかった。
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