ご利用の環境によっては、Goldfireサーバーを設置していただく場合がございます。ここではその役割についてご説明します。
プロジェクト、モデル、知識ベースなどを共有できる環境を構築できます。
Goldfireサーバー 5.5J環境におけるリポジトリの管理
知識ベースやプロジェクトファイルの共有
複数のユーザーが同じ知識ベースやプロジェクトファイルにアクセスできるようになるため、情報共有による業務の効率化が促進されます。また、知識ベースやプロジェクトファイルを共有管理することにより、複数のユーザーが携わるプロジェクトにおいてGoldfireを利用する場合は、より効果的な作業が行なえます。
過去のモデルの共有と再活用
RCAモデル、機能モデル、FMEAテーブルなどのデータが保存され、共有・再利用したり、検索対象としたりする事ができます。FMEAやRCAの作業中に過去のFMEAテーブルやRCAモデルを参照できますので、繰り返しを省き、効率的な作業を行えます。
“問題共有”機能
課題を共有し、ディスカッションしながら調査・問題解決を進めるための機能です。社内の情報だけでなく、知識の源泉である「人」ともつながることで、検討の効率だけでなく、幅も深さも向上します。
“専門家を検索”機能
「この技術に詳しい人はいるかな?」というとき、Goldfireが支援します。技術キーワードを入力すると、Goldfireの過去の作業、問題共有によるディスカッション、Goldfireユーザーのプロファイル、社内の文献などを分析し、その技術のエキスパートを推測し、提示します。
レポート管理
Goldfireのレポート作成機能を使用して作られたレポートを、共有管理することができます。またこれらのレポートは知識検索の対象とすることができますので、過去のプロジェクトにおける技術課題、その克服方法、などの貴重な知見を後から参照することが可能です。
ユーザーの活動に関する統計情報の参照
Goldfireの利用状況を把握し、より良い環境構築に向けてフィードバックしていくために、各ユーザーの活動状況などの統計情報を参照できるようになります。どのようなタスクが実行されているか、またどのユーザーのどのようなアクティビティが高いか、どの知識ベースが如何なる目的で使われているか、といった分析が可能となります。
Lotus Notes やPLMシステムとの接続が可能
Lotus NotesやPLMシステム上で管理されているテキスト文書などを、セマンティック技術により分析し、Goldfireの知識ベースとして利用できるようになります。社内に埋没している多くの文書を知識情報として有効利用可能です。