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サポート クエリの基本と制限

セマンティック知識検索は単純なクエリでも効果的な検索ができます。演算子と組み合わせることも効果的です。

自然言語クエリの基本

(クエリに関する詳細は、Goldfireヘルプの「リサーチャークエリ」の項をご参照下さい。)
Goldfireのクエリは自然言語で入力します。基本的なクエリの構成は以下の3種類です。

  • 主語+目的語+動詞(例:水分が接点を腐食させる)
  • 目的語+動詞(例:空気を浄化する、樹脂を強化する)
  • 修飾語+名詞(例:軽い樹脂、効率の良いモーター)

Goldfireは、これらのクエリに対して知識ベース内文書の文書解析を行い、その結果を返します。この検索には大きく以下の2種類に分けられます。

1. クエリと同じ意味の情報を探す(既知の情報と同じ記載の箇所を探す)

クエリと同じ意味の箇所を探します。

「空気を浄化する」に対して検索される文の例:

  • 空気を効率よく浄化する
  • ・・・により空気が浄化される(受身表現)
  • 空気浄化装置(名詞句表現)
  • purifying air(他言語)

Goldfireでは修飾関係や主格・目的格などの語句間の相関を考慮して分析するため、クエリはシンプルである方が効果的です。また語句間の相関を考慮するため、シンプルなクエリでも一般的なキーワード検索より効果的に情報を絞り込むことができます。
例えば以下のクエリでの検索結果は全く違う内容となり、区別して調査をすることが可能です。

  • 「モーターで制御する」と「モーターを制御する」
  • 「水から気体を抽出する」と「気体から水を抽出する」
  • 「ビルの空気を浄化する」と「工場の空気を浄化する」

2. 知らない情報を探す

クエリに関連する情報を探します。

「空気を浄化する」に対して検索できる関連情報の例:

  • オゾンを発生させる、光触媒を設置する、などの空気を浄化する「方法」
  • 院内の感染を防ぐ、有害物質を除去する、など空気を浄化する「効果」
  • ファン、HEPAフィルタ、光源、など空気を浄化することに使われる「パーツ」

その他、全部で40種類の関連情報を調査できます。詳細は「検索結果の見方」の「ナレッジナビゲータ」の項をご覧ください。

よく使う演算子と記号

Goldfireの検索は絞込みが強いため、高精度な検索が可能ですが、絞込みが強すぎる場合もあります。また知らない情報を探す場合、非常に多くの情報が提示される場合があり(例えば空気の浄化に利用されるパーツは200種類では収まりません)、その場合はそれらを絞り込むことが必要です。このような場合に、以下のような演算子を利用します。

求める結果

使う演算子
と記号

書式

主な用途

AもしくはBが「同じ文書内」に含まれる

<OR>

語句を<OR>で繋ぐ
例:空気を浄化する<OR>空気を清浄する

複数の表現があり、それらを一度に探したい

AおよびBの両方の語句が「同じ文書内」に含まれる

<AND>

語句を<AND>で繋ぐ
例:空気を浄化する<AND>光触媒

結果を絞り込みたい

AおよびBの両方の語句を「同じ1文中」に含む箇所

;(セミコロン)

句の間に セミコロン (;) を入れる
例:空気を浄化する;光触媒

結果を<AND>よりさらに強く絞り込みたい。
長いクエリの係り受けを弱めて最も該当する結果を増やしたい