脳動脈瘤の血流シミュレーションの可視化

概要

脳動脈瘤の血流の流体解析結果の可視化です。東京慈恵会医科大学と早稲田大学の共同研究に弊社ケイ・ジー・ティーが協力しました。
東京慈恵会医科大学病院で、血管撮影装置を使って撮影された頭部のDICOMデータ(スライス画像)が元になっています。

早稲田大学では、弊社製の医用画像3D処理ソフト「INTAGE Volume Editor」を用いて、このデータを3次元化し、脳動脈瘤周辺の血管を抽出した上で、3次元の血管のサーフェスを生成し、それをSTLとして出力しました。そのSTLデータから、プリプロセッサー「ICEM」を用いて流体解析用のメッシュを生成し、流体ソルバー「ANSYS CFX」 を用いて血流を解析して、EnSightのフォーマットで出力しました。

ポスト処理は、東京慈恵会医科大学とケイ・ジー・ティーがEnSightを使って共同で行いました。EnSightは以下の点で高く評価されています。
流線の設定が細かくでき、色の変更も可能なため、血流らしくなります。
キーフレーム・アニメーション(視点位置を滑らかに変更するアニメーション)は学会発表などでは有効です。
フリービューワーEnLitenは血管内の流れを自由な方向から観察できる点で有効です。
未破裂動脈瘤と破裂動脈瘤を並べて、アニメーションにもできる。
本解析の成果は、日本脳神経血管内治療学会2006、2007で東京慈恵会医科大学、早稲田大学より発表されました。動脈瘤の形状による、流れ(流速)、圧力などを分析、動脈瘤破裂のメカニズム解明に寄与しています。


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解析の種類

流体解析

データ提供

東京慈恵会医科大学様、早稲田大学様

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