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CAEユニバーシティ 特別公開フォーラム 2023

~ 学びの新時代!多様化する教育の在り方~

CAEユニバーシティ 特別公開フォーラム 2023 ~ 学びの新時代!多様化する教育の在り方~

例年多くのお申し込みをいただいている本イベントを3年ぶりに対面・集会型にて開催いたします!

近年、コロナ禍を経た多様な働き方や教育の在り方が変わっていく中で、人材育成とともに組織の生産性や競争力を高めることが求められています。

そのため本年は教育におけるダイバーシティに着目し、多種多様化するものづくりを取り巻く環境でのCAE教育・人材育成のヒントを探る場となればと企画しました。

基調講演には、カシオ計算機株式会社 羽村技術センター 開発本部 機構開発統轄部 統轄部長 佐藤順一様に「デジタルエンジニアリングによる業務変革」と題したご講演をいただきます。また、パネルディスカッションでは「教育におけるダイバーシティ」と題して、パネリストの皆様に議論を行っていただく予定です。

3年ぶりの対面・集会型開催は名だたる講演者様をお迎えし、開催に向けて鋭意準備中です。 皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

当日の資料がPDFでダウンロードできます

こちらの【当日配布資料ダウンロード】ページからダウンロードください。

サイバネットシステムの栗崎彰氏の講演が、Webメディア MONOistで紹介されました。
当講演「DX時代のためのCAE教育方法変化論」の模様をダイジェストでご参照いただけます。

CAEを設計者に使ってもらうには?
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2308/24/news014.html

開催概要

会場 アキバプラザ 6F
https://www.fsi.co.jp/akibaplaza/map.html
東京都千代田区神田練塀町3
日時 2023/8/4(金) 東京 13:00~17:30(12:30受付開始) / 17:45~19:00 懇親会
対象
  • ・企業のCAE/設計教育に携わっている方
  • ・設計・研究・開発・実験担当、解析専任など自らCAEを扱う方
    もしくは業務上CAEに何らかの形で関わるエンジニア
  • ・これからCAEおよびその教育に取り組む予定のある方
  • ※同業他社の方、また弊社判断によりお断りする場合がございます。
定員 100名
※1社当たり5名様までの先着登録とさせていただきます。
受講料 無料(Webにて事前登録制)
主催 サイバネットシステム株式会社 CAEユニバーシティ事務局

お申し込み

プログラム

時間 講演内容
13:00~13:10 ご挨拶
サイバネットシステム株式会社
取締役 松本真周
13:10~13:50
デジタルエンジニアリングによる業務変革
カシオ計算機株式会社
羽村技術センター 開発本部 機構開発統轄部
統轄部長 佐藤 順一 様
13:50~14:00 休憩
14:00~14:30
CAEツールが高度化するなかでエンジニアに学んでほしいこと
日本工業大学
基幹工学部 機械工学科 固体力学研究室
教授 瀧澤 英男 様
14:30~15:00
技術者教育機会の多様化と共通していること
ミネベア アクセスソリューションズ株式会社
R&Dセンター イノベーション推進室
技師 多田 真和 様
15:00~15:10 休憩
15:10~15:40
DX時代のためのCAE教育方法変化論
サイバネットシステム株式会社 デジタルエンジニアリング事業本部
営業統括部 セールスエンジニアリング室
栗崎 彰
15:40~16:10
北陸の工作機械産業におけるデジタルシミュレーション技術向上に向けた取組み
一般財団法人 北陸産業活性化センター
常務理事 事務局長
福井 聡 様
16:10~16:25
多様化に向けたCAEユニバーシティの最新情報ご案内
サイバネットシステム株式会社 デジタルエンジニアリング事業本部
エンジニアリング事業部 メカニカル技術部 部長
井上 岳
16:25~16:35 休憩・レイアウト変更
16:35~17:30

テーマ:教育におけるダイバーシティ

17:30~17:45 アンケート記入
17:45~19:00 懇親会

講演概要

佐藤 順一 様

デジタルエンジニアリングによる業務変革

カシオ計算機株式会社
羽村技術センター 開発本部
機構開発統轄部 統轄部長

佐藤 順一 様
デジタルトランスフォーメーションの中でエンジニアリング分野に特化した領域を「デジタルエンジニアリング」と部門定義し、カシオ商品の機構開発分野の設計プロセスを改革。 これまでの取り組み過程・問題点・今後の展望に関して発表致します。
瀧澤 英男 様

CAEツールが高度化するなかでエンジニアに学んでほしいこと

日本工業大学 基幹工学部
機械工学科 固体力学研究室
教授

瀧澤 英男 様
設計においてCAEを有効に使うためにエンジニアにとって必要な知識について考察する。近年、大きく取り上げられるAIやDXという流行と従来の設計の考え方は対立するものではない。互いがどのように役割を分担するのが適切なのかを考え、その上でエンジニア自身が養うべき能力について整理する。また、個々人のみならず、組織としての強みへつながる教育についても考える。
多田 真和 様

技術者教育機会の多様化と共通していること

ミネベア アクセスソリューションズ株式会社
R&Dセンター イノベーション推進室
技師

多田 真和 様
弊社では4輪・2輪製品及び非車載製品の安心・安全に関わる開発・モノづくりを行っており、製品設計初期からCAEを用いた開発を行うための教育を長年継続している。国内外の設計・開発技術者へCAE操作教育を機にV&V教育、社内力量評価基準を設けたり、将来の技術者になる学生に開発体験教育を用意する等、様々な対象者へ教育機会が多様化している。また、各種教育で共通している型があることにも触れ、取り組みについて紹介する。
栗崎 彰 様

DX時代のためのCAE教育方法変化論

サイバネットシステム株式会社 デジタルエンジニアリング事業本部
営業統括部 セールスエンジニアリング室

栗崎 彰
設計に活用されてこそCAEは真価を発揮する。そのためには設計者がCAEを使う必要がある。CAE専任者が自身の知見をコンパクト化して設計者に伝える方法は王道ではあるが、時間がかかる。「逆算のCAE」理論によって設計に役立つCAEを導き出し、そこに教育リソースを集中させることこそDX時代のCAE教育だ。DX時代のCAE教育のあり方を事例を交えて説明する。
福井 聡 様

北陸の工作機械産業におけるデジタルシミュレーション技術向上に向けた取組み

一般財団法人 北陸産業活性化センター
常務理事
事務局長

福井 聡 様
北陸地域に集積している工作機械産業は、個々に高い技術力と独自の製品群を有しており、地域経済を牽引している。一方、大手企業と比較して経営規模が大きくないことから、デジタル技術をはじめとした新技術の導入・活用については、必ずしも追随できていない面がある。
当財団では、北陸の工作機器産業の国際競争力を高めるため、約5年間にわたってデジタルシミュレーション技術に関わる人材育成を中心に支援に取組んできたことから、その概要について紹介する。
井上 岳様

多様化に向けたCAEユニバーシティの最新情報ご案内

サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部
エンジニアリング事業部
メカニカル技術部 部長

井上 岳
CAEユニバーシティでは、CAEを使ってより良い「ものづくり」を目指す方向けに、CAEツールの操作教育だけでは決して習得できない、CAE導入効果を最大化させるための様々なCAE教育サービスを提供している。特にここ数年は、多様化するお客様の課題に対応するために、新たな講座やサービスを開始している。本セッションでは、初めての方向けにCAEユニバーシティの概要についてご紹介し、更に、ここ数年取り組んできた様々な取り組みについてもご紹介する。