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CAE強度設計のための力学講座

日本機械学会 公認CAE技能講習会
CAEソフトを用いて様々な分野の力学問題を解き、力学モデルや数式の物理的意味の理解を目指します。

こんな方におすすめ

  • CAEソフトを使う設計担当の方
  • 力学を学びたい設計担当の方

講座の内容

固体のCAEに関係する種々の力学問題を対象として、CAEにおける中心的な数値解析手法である有限要素法(FEM)を利用して数値実験を行い、その現象を表している力学モデルや数式の物理的意味を理解し、設計に必要な力学的洞察力を養う。

具体的には、設計において考慮すべき原理・原則(構造力学・材料力学・熱応力・強度/剛性など)を包含する典型的な初期値・境界値問題を設定し、FEMを用いて解くことで、数式化した力学モデルと現象との対応付けを行い、それぞれの力学挙動を特徴付けているメカニズムを説明する。

また、FEMの解法としての特徴と解析結果の解釈に関する留意点についても併せて解説する。理論に先だって数値実験により現象を「可視化」し,内包されている力学原理を「見える化」するという、主に設計者のための新しい学習スタイルを提供する。

事前学習として望ましい知識

有限要素法の基礎 / 線形代数学
受講形態 座学+CAEシミュレータによる演習(Ansys MAPDL)
受講料 60,000円(税別)

※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。
時間 1日目 14:00〜17:00
2日目 10:00〜17:00
会場 東京開催:  弊社 東京本社
大阪開催:  弊社 西日本支社
定員 15名
「計算力学技術者」認定試験 本講座は日本機械学会公認CAE技能講習会です。
付帯講習会の免除規定についてはこちら
開始時間 1日目
14:00 1.はり/フレーム構造
・数値実験と理論解説
14:50 休憩
15:00 2.応力と強度評価
・材料力学の復習
15:55 休憩
16:00 3.材料強度
・数値実験と理論解説
17:00 講義終了
※講義内容の進捗によって上記タイムテーブルは変更される場合がございます。
※休憩時間はお昼休憩が1時間で基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
※その時々の受講者の事前確認事項によって内容が変化します(講義内容の一部を省略する場合もございます)。
開始時間 2日目
10:00 3.材料強度<続き>
・数値実験と理論解説
10:55 休憩
11:00 4.固体構造物のモデル化-I
・数値実験と理論解説
12:00 昼食休憩(アンケート配布)
13:00 5.固体構造物のモデル化-II
・数値実験と理論解説
13:55 休憩
14:00 6.熱応力
・数値実験と理論解説
14:50 休憩
15:00 7.異方性と補強
・数値実験と理論解説
15:55 休憩
16:00 8.固体構造物のモデル化-III
・数値実験と理論解説
17:00 講義終了
画像処理関連/固体解析
大学では機械工学専攻だったが、あいまいな定義のまま覚えていた事を、今回のセミナーで理解する事ができた。他の講座にも参加したい。
鉄道関連/解析
その場で正解に達するほどの達成度は得られなかったのですが、講義中にたくさんの本質的な考え方を聞くことができとても満足しています。教えて頂いたことを頭に入れつつ、テキストを読む事、業務に当てる事で今後の色々な見方が変わりそうです。
化学/解析
ソフトで確認しながら、理論を確認していく手法は理論が進みやすくて良いと思いました。質問にも丁寧に答えていただき理解が深まった。
電気機械メーカー/解析
構造物の応力のかかり方を想像でき、解析および理論式で説明があったため内容の把握がしやすかった。
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