Planets] 1.2 リリース情報

2011年10月、Planets] 1.2がリリースされました。
今回のバージョンアップでは、下記機能が新たに追加されました。

Planets] 1.2 主なバージョンアップ点

金型冷却解析

射出成形解析の前段として、ANSYS Workbenchの過渡伝熱解析機能を用いた金型冷却解析が可能となりました。これにより、従来バージョンでは金型温度は一定とみなしていましたが、実際の成形サイクルを反映させた金型温度で射出成形解析が可能となりました。

金型の形状や材質、冷却管の配置や温度、樹脂の温度や注入時間といった各種条件を入力することで、キャビティ周りの金型表面の温度分布を詳細に求めることができます。求められた温度分布は続く射出成形解析の境界条件として用いることができ、金型の温度分布が成形品に与える影響を評価することができます。
過渡伝熱解析はANSYS Workbenchの標準機能ですが、Planets]をインストールすることで金型冷却解析のための専用ウィザード画面が表示されるようになり、各種の条件を少ない操作で分かりやすく設定することが可能です。


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射出圧縮/プレス成形解析

金型を移動させることで樹脂を圧縮・充填する、射出圧縮/プレス成形手法の過程が解析可能になりました。
一般的に射出圧縮/プレス成形は射出成形に対し成形圧力を低く抑えられるため、成形性の向上が期待できます。当解析で成形に要する圧力予測や、用いる樹脂の選択などに役立てることができ、期待される成形性を得られるかを検討することができます。

樹脂供給方法の追加

射出圧縮/プレス成形解析に伴い、開始段階から任意の領域に樹脂を存在させておく、初期配置設定が可能になりました。

その他の強化点

ソルバーの高速化

コードを最適化することで、精度を損なわずに計算速度の高速化を実現しました。
基幹ソルバー(流動計算部分)につき、2〜8倍※の高速化がなされ、大規模モデルほど効果が顕著です。
※モデルにより倍率は変化し、全ての計算条件で高速化されることを保障するものではありません

対称条件

対称条件を用いた解析が行えるようになりました。
設定はMechanical画面の標準操作手順のまま行うことができます。


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表面張力

表面張力の効果を考慮できるようになりました。
ICパッケージの成形など、表面張力が支配的な現象に必要不可欠です。

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