CYBERNET

航空機が大気中に排出するCO2の削減、エネルギー効率向上による航続距離の増加などを実現するために、燃料の効率的な使用、持続可能な航空燃料の開発、電動化の開発、航空機設計の施最適化、新技術・新材料の採用などが求められています。
航空機開発には高い安全性と軽量化という、相反する要求に応える必要があります。プロトタイプの製作には膨大な時間とコストを要するため、試作と実験を繰り返すわけにもいきません。そのため、航空機開発において3D-CAD/CAEといったデジタルエンジニアリングツールは必要不可欠となっています。

航空機機体

航空機機体の強度と安全性を確保した上での軽量化および、燃費効率の改善、新たな推進技術の開発が求められています。これらの課題に対してより高度で軽量な複合材料の開発・選択や、燃費向上を図るために機体形状の最適化、燃費改善のためにより低燃費のエンジン開発、再生可能燃料の活用、電動化といったアプローチが考えられます。

モビリティ/電動化:可能性は無限大

Rolls-Royce社とElectroflight社は協力して、時速300マイルを超える完全電動航空機を開発しました。バッテリーパックの強度、熱、他の性能基準を満たすためにAnsysを活用しました。

航空機の電動化におけるシステムシミュレーションの可能性

CO2削減に向けた航空機電動化の実現には、エレクトロニクスや、モータの技術革新だけでなく、多くの電気・機械的負荷が混在するため、複雑な設計と信頼性の確保も同時に求められています。こ本資料では、飛行機特有の複雑さと、3Dも含めたモデリングの重要性、それらをシステムとして活用するためのMBD、MBSEの有効性について紹介いたします。

航空機部品

航空機部品を軽量化することで燃費向上が期待されます。新しい材料の開発や、代替材料の選定といった材料面からのアプローチ、形状の最適化によるアプローチなどがあります。さらに3Dプリント技術を活用することでより軽量化された部品を製造することが可能になります。

最適化/軽量化:Arsenal AM 社の航空機部品用ハニカムドリル

Arsenal社は航空機の電子部品に取り付けられるハンドルを軽量化するためにAnsys Discoveryを活用することで3Dプリントされたハニカム構造に切り替え、大幅な重量削減に成功しました。

私たちは35年以上の歴史で培った経験と、豊富なシミュレーション技術で課題を解決します

サイバネットでは世界シェアトップクラスのCAE製品をご提供しています。取り扱いベンダーは35社以上、お取引先は 2,100企業、300大学・研究機関の実績があります。国内大手製造業の92%が当社のお客様です。
1985年に事業を開始してから今までの歴史で培った経験をもとにお客様の課題を解決します。

サイバネットが提供するシミュレーション技術

よくある質問

Q.自社でのシミュレーションが難しいのですが、委託できますか?
A.サイバネットにてシミュレーションの業務委託も承っております。詳しくは 「エンジニアリングサービス 」をご覧ください。

Q.課題がありますが、何から手をつけたらよいか分かりません
A.どのような現象をシミュレーションしたいかを、フォームよりお知らせください。経験豊富なサイバネットのエンジニアが適切なアプローチ方法をご提案させていただきます。

Q.自社と似た事例を詳しく知りたいです。
A.製造業を中心に様々な導入事例がございます。詳しくはお問い合わせください。

Q.費用はどのくらいかかりますか?
A.お客様の希望や目的によって変わってまいります。まずはお客様のお話をお聞かせください。

カーボンニュートラル実現に繋がる取組みを一緒にはじめませんか?

サイバネットが提供するシミュレーション技術で、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みのお手伝いをさせてください。製造業・研究機関を中心にサポートをしておりますが、その他の業種についてもご相談を承っております。
自社に適したアプローチ方法は何か」「より具体的な事例が聞きたい」「どのくらいの費用がかかるのか知りたい」など、疑問に思うことがありましたら フォームよりお問い合わせください。担当者よりご連絡しヒアリングをさせていただきます。

お問い合わせ

サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部