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この度、サイバネットでは、「CAEを用いた品質工学による設計プロセス効率化セミナー」を開催致します。
近年、製品設計において品質工学とCAEを組み合わせている方は多いと思いますが、実際にお客様の声を伺ってみると、「直交表によるCAEの繰り返し計算が大変・要因効果図の表示や利得の確認のためにExcel等でプログラムを自作する必要がある、敷居が高く社内展開が困難」といった様々な問題に直面します。
本セミナーでは、品質工学とCAEの組み合わせによる設計プロセスを、劇的に効率化するための様々な情報発信を致します。品質工学会の役員としてご活躍されている群馬大学の久米原教授による基調講演や、品質工学とCAEを組み合わせて利用されているOptimusユーザー様からの事例発表、Optimus 5.3より新たに搭載された品質工学機能のご紹介など、盛りだくさんの内容となっております。
また、本セミナーを受講いただいた方には、特別に7月28日(火)、31日(金)の「Optimus品質工学トレーニング」を無償にてご参加いただくことができます。Optimusの品質工学機能を実際にお試しいただけるチャンスですので、是非ご参加いただければ幸いです。
ご多忙中とは存じますが、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
受講形態 | 聴講形式 |
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費用 | 無料 |
時間 | 13:15〜17:30 |
会場 | 定員 | 開催予定日 |
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東京会場 富士ソフトビル6F アキバプラザセミナールーム3 [会場案内] |
120名 | 2008年7月18日(金) |
※日程、内容につきましては若干変更させていただく場合がございますので、ご了承願います。
時間 | 内容 |
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12:45〜 | 受付開始 |
13:15-13:30 (15分) |
ご挨拶 Noesis Solutions NV |
13:30-14:30 (60分) |
基調講演
概要「ものづくり・ひとづくりー品質工学を適用しながらー」 群馬大学大学院 工学研究科生産システム工学科 久米原 宏之教授 地域のものづくり産業において、産官学連携でものづくり技術開発の討論会を開催しながら、そこに関わる人たちと品質工学を軸にしながら研究展開をしている。そのような技術開発を実践しながら各分野の若い技術者が活き活きと取り組んでいる様を体験させながら、そのような場を通して学生の育成を行っており、成果が得られていることから、地域の産官学連携でものづくり技術開発を通した「ものづくりはひとづくり」をテーマに講演する。 |
14:30-15:00 (30分) |
ユーザー事例
概要「プリンタ設計におけるCAE+QEの取り組み」 アルプス電気株式会社 寺尾 博年様 プリンタ設計における解析業務は、薄膜デバイスからメカ機構部品の解析と内容が多岐にわたる。要素技術開発には大学との共同研究により産学連携にて進めており、解析技術の指導、教育も頂きながら製品開発を行っている。また製品開発では安定した機能の作り込みの観点ではロバスト設計が重要であり、ここには品質工学(QE)を適用している。これらの状況について弊社の物作りのプロセスにおけるCAE、QEの位置づけも含め報告する。 |
15:00-15:15 (15分) |
Coffee Break |
15:15-15:45 (30分) |
ユーザー事例
概要「アルパイン株式会社における品質工学取組みについて」 アルパイン株式会社 木下 佳久様 弊社は自動車の開発L/T短縮と品質要求に対応するためにCAEの有効活用により顧客要求に対応している。今回は設計効率の向上のための品質工学の位置付け、社内展開状況の紹介と事例紹介を報告する。 |
15:45-16:15 (30分) |
ユーザー事例
概要「品質工学による面心平方道路モデル構造の最適化における一考察」 群馬県立群馬産業技術センター 福島 祥夫様 アスファルト舗装体は砂利とコールタール等からなる粒子強化型積層複合構造物である。周知のように舗装道路にはわだちやクラックなどの欠陥があり、その補修が必要となる。そこで、欠陥の原因を究明するため、2次元モデルで強化材間の位置や大きさによる粒子間に生じるひずみや応力の影響を調べた。この変形を制御できれば、その施工方法や設計段階での対応を見いだせる 可能性がある。今回は粒子間のひずみを目的関数として強化材をパラメータとした最適化手法を紹介する。 |
16:15-16:45 (30分) |
ユーザー事例
概要「熱流体解析と品質工学の融合によるエコキュート蒸発器の最適化設計」 サンデン株式会社 岩澤 直孝様 エコキュートは空気から吸収した熱でお湯を沸かす自然冷媒ヒートポンプ給湯機であり、蒸発器は空気からの吸熱を担う重要な熱交換器である。この蒸発器の品質を徹底的に追求するべく、品質工学と熱流体解析を適用した。内側と外側にそれぞれL18直交表を用いた実験計画を実施するために、解析のほとんどの工程をEXCEL VBAによって自動化するシステムを構築した。しかしながらこのシステムは完全に自動ではなく、しかもパラメーターや用いる直交表が変わると一から作り直さなければならない。今後技術開発におけるCAE+品質工学の適用を加速していくためにOptimusを用いたシステム構築を検討している。 |
16:45-17:30 (45分) |
Optimus 品質工学機能のご紹介
概要サイバネットシステム株式会社 Optimus 5.3より搭載された品質工学機能の概要を、デモンストレーションを交えながらご紹介します。 |
※時間配分は、当日の状況に応じて変更させて頂く場合がございますのでご了承ください。
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