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ビネッティング(Vignetting)

ビネッティング(Vignetting)とは

結像光学系はその明るさを開口絞りで設定しますが、光束に角度がある場合、レンズの大きさや厚みに起因して絞り全体を光束が通過しなくなります。これをビネッティングと呼び、削られた光量を軸上瞳円を単位円とし、そのスケール倍で表した量をビネッティング量と呼びます。

上記の様なテッサーレンズの最外角度(緑色)のビネッティング量を以下に示します。

実際には光束の下方向にもビネッティング量が存在します。このビネッティング量を含めて各画角の瞳面積を計算し、ディストーションとCOS4乗則を考慮して、対軸上照度比を求めたのが周辺光量比です。

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