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公益財団法人計算科学振興財団主催 神戸シミュレーションステップアップセミナー ~熱解析の理論から実践まで~

CAEの概念から伝熱工学の実験、解析ソフト実習を通じ、伝熱解析について体系的に学べます。
より深い理解と実践力を身につけられる、3日間のセミナーです。

日程

1日目 CAE入門講座
日時:2025年9月30日(火) 13:00~17:00
開催形態:座学
2日目 CAE実験室‐伝熱工学編
日時:2025年10月1日(水) 10:00~17:00
開催形態:座学+実験
3日目 Ansys Workbench Mechanical 伝熱解析セミナー
日時:2025年10月2日(木) 10:00~17:00
開催形態:座学+CAE演習

セミナーでは、CAEに馴染みのない方でも、伝熱工学の基礎から実験、さらにCAEソフトを使った解析までを3日間で一貫して学ぶことができます。これから伝熱解析を始めたい方、基礎から学び直したい方におすすめです。

1日目
半日のセミナーを通じ、CAEとは何か、CAEの有効性や活用方法の概要を捉えていただきます。CAEの中で最もご利用要望の多い構造解析を軸に、伝熱解析を実施するうえで必要となる基礎知識を学びます。

2日目
伝熱現象の実験を通じて、実験結果と理論値を比較し、解析の妥当性を判断する力を養います。また、実験とシミュレーションの違いを考察することで、モデル構築や結果評価の視野を広げます。

3日目
CAEソフトウェアを使用した伝熱解析を体験します。Ansys Workbench Mechanicalを用いて、熱伝導や輻射の定常/非定常解析、非線形解析、さらには連成解析の基礎を学びます。演習を通じて、実務で役立つ解析のノウハウと注意点を習得できます。

information

担当講師

1日目
サイバネットシステム 技術担当
2日目
横浜国立大学 

荒木 拓人 氏
3日目
サイバネットシステム 技術担当

開催概要

受講形態 2025年9月30日(火):座学
2025年10月1日(水):座学+実験
2025年10月2日(木):座学+CAE演習
受講料 無償
主催 公益財団法人計算科学振興財団
時間 2025年9月30日(火) 13:00~17:00 :CAE入門講座
2025年10月1日(水) 10:00~17:00 :CAE実験室‐伝熱工学編
2025年10月2日(木) 10:00~17:00 :Ansys Workbench Mechanical 伝熱解析セミナー

※講座により開始時間が異なります。ご注意ください。
※全日程、講義開始時間の10分前より受付開始。
会場 公益財団法人 計算科学振興財団
〒650-0047
兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1番28号
計算科学センタービル2階 セミナー室

最寄り駅「計算科学センター」駅(ポートライナー)より徒歩約3分
下記ご参照ください交通アクセス | 公益財団法人 計算科学振興財団 (j-focus.or.jp)
定員 先着10名
持ち物 実習環境はこちらで準備いたします。
当日はお申し込み時に届く受講票メールをご提示ください。
注意事項 ・会場周辺にはコンビニがございません。昼食は会場ビル1階のレストランをご利用になるか、事前にご準備の上お持ち込みください。
お持ち込みの場合は講座会場にてお願いいたします。
(レストランへのお持ち込みはご遠慮ください)
個人情報の取り扱い ご提示頂きました個人情報のお取り扱いにつきましては、下記、個人情報保護ポリシーのページでご確認ください。
主催者)公益財団法人計算科学振興財団の個人情報保護ポリシー
https://www.j-focus.or.jp//privacy.html
実施事業者)サイバネットシステム株式会社の個人情報保護ポリシー
https://www.cybernet.jp/company/policy/security/individual_info/

タイムテーブル・目次

1日目CAE入門講座

13:00

CAEとは
シミュレーションとは
CAEが生み出すメリット
CAEあるある

15:00

構造解析とは
力学とは
材料力学とは
メッシュから境界条件設定、解析までの流れ

16:00

熱解析とは

17:00

講義終了

※内容に若干変更が生じる可能性がございます。
※各講演時間・順序が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

2日目CAE実験室-伝熱工学編

10:00

はじめに

本実験室の概要
伝熱現象について
3つの伝熱現象について簡単に解説する
実験装置の説明

10:50

休憩

11:00

実験1 ~まずはやってみよう(発熱体を冷やすには)~

どの現象が支配的で考慮すべきか
熱抵抗の考え方と全体の概算

12:00

昼食休憩

13:00

実験2 ~冷却条件を変えてみると~

フィンやヒートシンクの効果,接触熱抵抗

13:50

休憩

14:00

実験3 ~対流の理論値との比較~

V&Vコンセプト
強制対流,自然対流と伝導,輻射

16:00

休憩

16:10

まとめ

伝熱現象のどこが簡単でどこが難しいか
議論と質疑

17:00

実験室終了

3日目Ansys Workbench Mechanical 伝熱解析セミナー

午前

伝熱解析の概要

 概要
 フーリエの法則
 ニュートンの冷却の法則
 基礎用語解説
 定常解析と非定常解析
 線形解析と非線形解析
 非線形解析のためのセッティング

熱接触

 接触領域の取り扱いと注意点
 操作の詳細 (例題 熱接触1 / 熱接触2)

午後

非定常解析

 概要
 初期条件
 時間セッティング
 操作の詳細(例題 非定常解析1 / 非定常解析2)

輻射

 概要
 仮定と制限
 放射能とステファン−ボルツマンの法則
 ランバートの法則と形態係数
 コマンドオブジェクトを用いた輻射のモデリング
 ラジオシティ法
 操作の詳細(例題 輻射(コマンドオブジェクトを使用))

連成解析

 伝熱−構造の連成解析
 電気−伝熱の連成解析

終了15分前

・FOCUSスパコン紹介

※内容に若干変更が生じる可能性がございます。
※各講演時間・順序が変更になる場合がございます。予めご了承ください。