半導体関連/解析
安全率の理論的な計算方法や、0.2%の耐力の根拠など、目から鱗で、力の流線の考え方等、大変設計の参考になりました。
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構造設計の本来あるべき進め方に対して、CAEや3次元CADツールを効果的に適用し、後戻りを防止する方法を身に付けるための、機械設計の講座です。
本講義では、新製品開発を担当する構造設計者を対象に、3D-CADとCAEを効果的に利用しながら上流で不具合の芽を摘み取る、いわゆるフロントローディング設計のノウハウについて学習する。特に、簡単な検討によって強度的不具合を防止する方法について伝授し、無駄な設計および検討を避けるプロセスについて理解を図る。
本講義の初日は、”設計の正しい進め方”について紹介する。開発設計には、設計論に裏付けられた”正しい進め方”が存在するが、これに従えば、後工程での不具合の発生が激減することは、講師自身が望遠鏡「すばる」の開発を通して体験を持っている。
特に現代は3D-CADが普通に利用できる時代であるので、簡単な例題を対象として、3D-CADを使いながら、いかにフロントローディングを実現させるかのコツについて紹介する。また、詳細形状が定まる前に行うCAE解析、いわゆる設計CAEのやり方について紹介し、上流での不具合防止方法について体得する。
本講義の2日目は、"壊さないための材料力学"について紹介する。一発破壊・疲労破壊などの破壊の様式を理解し、それぞれの様式別の強度評価の方法や安全率の設定の仕方についての理解を図る。また応力集中の発生の原因について理解すると共に、CAEを用いずに応力集中係数の値を見積もる方法についても紹介する。
※内容は若干の変更が発生する可能性があります。
| 受講形態 | 座学+PC実習(CAD、CAE)+簡単な実験 |
|---|---|
| 受講料 | 80,000円(税別) ※ お支払い方法は、セミナー受講料のお支払いについてをご確認ください。 ※ 本価格は税別価格です。別途消費税が加算されます。 ※ 参加費はセミナー開催日時点での消費税率が適用されます。 ※ 消費税率変更前に事前支払いをされた場合も、別途差額を申し受けます。 |
| 時間 | 1日目 10:00〜17:00 2日目 10:00〜17:00 |
| 会場 | 東京開催: 弊社 東京本社 名古屋開催: 弊社 中部支社 大阪開催: 弊社 西日本支社 |
| 定員 | 東京: 18名 大阪: 15名 名古屋: 10名 |
※講義内容の進捗によって上記スケジュールは変更される場合がございます。
※休憩時間はお昼休憩が1時間で基本的に1時間ごとに5分から10分の休憩が入ります。
※その時々の受講者の事前確認事項によって内容が変化します(講義内容の一部を省略する場合もございます)。
安全率の理論的な計算方法や、0.2%の耐力の根拠など、目から鱗で、力の流線の考え方等、大変設計の参考になりました。
実務的かつ本質的な内容であり、また講師の方の説得力もあり、非常に満足しました。
本来考えていたCAEの運用方法と実際の運用方法に、自分自身大きな思い違いをしていたという事に気がついた事が一番大きな収穫でした。
普段のCAE業務に役立ちそうな事柄や、理解しておかなければならない理論背景について教えていただき大変有意義でした。
どの分野の設計者にとっても非常に有益な話であったと思う。また、テキスト以外にも為になる話をたくさんしていただけたのが良かった。質問にも大変丁寧に答えてくださり助かった。
目的であった解析内容以外に安全率の定義など実業務で問合せされる際に参考となる内容も多くあり、大変良かった。
東京・名古屋・大阪の3会場で開催しています。