CAEコラム あんな解析こんな解析

CAEユニバーシティNewsの中に掲載の「あんな解析こんな解析」の詳細をご覧になりたい方のためのページです。

動解析における加振法 Vol.5 「ラグランジェの未定乗数法・続」

前回、あまり使う人もいないでしょうからと、詳しい説明を省いたのですが、一部の方から、もう少し詳しい説明を見たいとのリクエストがありましたので、続編として入力データ例を掲載することにしました。
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動解析における加振法 Vol.4 「ラグランジェの未定乗数法」

これまで3回にわたって構造物の加振法について書いてきましたが、今回はそのシリーズの最後としてマニアックというか、ちょっと変わった加振力の定義方法を紹介します。
ラージマス(大質量要素)法は加振する構造物の質量に比べて何倍も大きな質量を定義し、それを加振する手法でした。重い部分を振れば軽い部分も一緒に振動するというイメージは、解析に慣れていない人でも取っ付き易いと思います。
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動解析における加振法 Vol.3 「強制変位加振法」

これは強制変位を利用する方法です。特殊な設定をすることもありません。加振したい節点を拘束し、そこに強制変位を設定するだけです。周波数応答解析では強制変位も静荷重と同様に周期的に作用するよう認識されます。
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動解析における加振法 Vol.2「慣性力加振法」

第二回はラージマスを使わないで加振加速度をコントロールしながら加振する方法です。
特に表題に書いたような名称で呼ばれているわけではありません。
本当は何か呼び方があるのかもしれません。
やり方としては普通に荷重を与えるだけのごく普通の手法なので特に名前を付けることもないのかもしれません。加振したいモデルを作成し、加振機で加振する部分(加振機に結合する部分)を拘束するだけです。つまり構造物を加振機にセットした状態のモデルを作成することになります。
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動解析における加振法 Vol.1「ラージマス法」

解析で振動試験を周波数応答解析でシミュレーションしようというときに、加振点の加速度をコントロールしたいことは良くあります。しかし一般の解析ソフトの加振荷重は「加速度」でなく「力」か「強制変位」でしか入力できないため、どう定義したらよいか悩む人がいます。F(ω)を加振荷重、Mを構造物の質量、aを生じる加速度とすると、Mもaも既知なのでF(ω)=Maの関係からF(ω)は決まるのではないか?
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イナーシャリリーフ解析 CASE2

「重心点以外の場所を拘束して解く方法」
行いたいのは前題と同じ、棒が無重力中に浮いた状態で、節点5にY方向荷重をかけた場合の静解析です。節点4は重心点ですが何かの事情で拘束できないとします。とは言え、拘束がない状態での静解析はエラーになるので、ここでは節点1をピン支持、節点7をローラー支持とする静定構造としてStep1の静解析を行います。
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イナーシャリリーフ解析 CASE1

解析手段として「イナーシャリリーフ」という機能があります。この機能を用いると、宙に浮いた状態での静解析を行うことができます。昔はあまり一般的ではなかったようですが、今では多くの解析ソフトが標準で備えている機能です---とは言え線形静解析でしか使えない手法のため、非線形解析が主な用途として開発されたソフトへの実装は遅かったようです。理論と言うより、計算上のテクニックとも言える解析ならではの手法ですが、あまり書いてあるのを見たことがないので2ヶ月にわたってご紹介します。 今月はCASE1として「重心点を拘束する方法」について掲載します。
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