ユーザインタビュー 株式会社アルパイン設計事務所 様 ANSYSを活用し、「設計者目線」に徹した解析サービスを展開
「サイバネットの質の高いサポートのお蔭で、補助金事業の解析もスムーズにできました。」

株式会社アルパイン設計事務所 様

CAEのあるものづくり Vol.26|公開日:2017年6月

今回のインタビューでは、株式会社アルパイン設計事務所 様にご協力いただきました。
「北陸のもの作り企業を技術面から支えて、共に伸びていくことを」 ―この考えのもと、北陸地区の産業機械や製造設備の設計サービスを手掛けてこられたアルパイン設計事務所様。その高度な設計サービスは、同エリアのものづくり企業から厚い信頼を寄せられています。また近年ではANSYSを活用し、設計者目線を活かした解析サービスを展開なさっています。

目次
  1. 実績30年以上。設計に特化した専門家集団が、設計者の視点に立った解析サービスを展開
  2. ものづくり補助金事業に採択されたこと により、ハイエンドの解析ツールを導入。 メッシャーや流体解析機能、連成解析機能 が評価され、ANSYS FluentとMechanical を選定
  3. 社内教育の一環として、国家資格の取得を全社的に推進。サイバネットのサポートが、補助金事業の解析に多いに貢献
  4. ANSYS DesignXplorerの最適化解析に期待。独自の設計・解析サービスを発展させるため、これからもANSYSの高度な解析とサイバネットのサポートを活用

1. 実績30年以上。設計に特化した専門家集団が、設計者の視点に立った解析サービスを展開

- 御社の事業内容についてお聞かせください。

西村 当社は設計サービスに特化した専門企業として、 30年以上、事業を展開してまいりました。分野としては、産業用機械・機器に関する製造設備の機械設計や電気制御設計を中心とし、CADによる設計・解析や技術者教育、人材派遣なども手掛けております。設立当初より「、お客様のご要望以上の技術サービスを提供する」ことを目標に、北陸地区のメーカー様を中心に、延べ70社様にサービスをご提供しています。

- 設備の場合、基本的にオーダーメイドになりますよね。70社もとなると、依頼内容も多種多様かと思いますが、どのように対応されているのですか?

片山 社には協力会社も含めて70名近くの設計者が在籍してします。中途採用組も多く、それぞれが独自の経験を積んでいますので、全く未経験の案件は少ないですね。「自分がわからなくても、誰かに聞けば何かしらのノウハウが眠っている」というのは、当社の強みだと思います。

- そして最近では、ANSYSを利用した解析サービスを始められたのですね。

西村 はい。実は解析自体は10年近く前から実施していたのですが、数年前に、ハイエンドツールのANSYSを導入したことによって、本格的な取り組みが可能になりました。

図1 アルパイン設計事務所様の解析サービス
図1 アルパイン設計事務所様の解析サービス

片山 今までお客様と一緒に活動させていただく中で、設計サービスとともに、何かしらの「裏付け」をご提供できれば、とずっと思ってきました。
設計現場ではしばしば「根拠」を求められます。例えば、強度に問題のある製品を改良して、より丈夫な製品を作るとします。設計者は、社内の関係者や取引先に対して、自分の改良案で効果が出ることを立証しなくてはいけません。さらに、問題が発生した際の対応策まで求められることもあります。
その点、シミュレーションを使えば、理論的な裏付けが得られますし、視覚的にもわかりやすいので、説明資料としても最適です。我々の設計データに添えて、解析結果もお出しできれば、サービスの付加価値はさらに高まります。
また、シミュレーションした結果、設計上の問題 片山 敏之 様点が見つかることもあります。その時は、我々の設計経験を活かして、原因の特定と改善策の提案まで行うようにしています。このように、「あくまで設計者目線に徹し、設計に役立つ解析サービスを提供すること」が我々の目指すサービスです(図1)。

- それが昨年のANSYSものづくりフォーラムでご紹介いただいた「デザライズ:設計(デザイン)と解析(アナライズ)の融合」というコンセンプトですね。

片山 はい。最近では設計に解析結果を活かそうという動きが活発ですが、解析専門家が高性能のツールを使って解析したとしても、その結果が設計現場で役立つとは限りません。まずは解析担当者が、設計課題をしっかり理解していて、解析でどのような情報を得たいのか、何を解決したいのか把握していることが重要です。当社なら、設計現場の事情をよく理解したうえで、現実的な提案ができるはずです。

2. ものづくり補助金事業に採択されたこと により、ハイエンドの解析ツールを導入。 メッシャーや流体解析機能、連成解析機能 が評価され、ANSYS FluentとMechanicalを選定

- 当社のお客様も、解析専任者と設計者でのコミュニケーションは色々工夫されているようです。設計者目線での解析サービスへのニーズは高いと思います。ところで、ANSYSの導入経緯はどのようなものですか?

片山 きっかけは経済産業省 中小企業庁による「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」です。当社は平成25年から28年までの3年間連続で、この事業に採択されました。実はこの補助金で、最初の1年目に他のツールを導入したのですが、性能に限界を感じるようになり、2年目にANSYSを採用しました…

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