Element シリーズ
Element シリーズ
閉域網内の端末やスタンドアロンPC、外部からの持ち込みデバイスなどはセキュリティ対策の盲点になりがちです。
Elementシリーズはこのような機器に対し、検査・可視化することでリスクを最小化します。
Portable Inspector
USBメモリ型のマルウェアスキャナ。PCへのインストール不要で、USB接続するだけでデバイスの検査や資産情報の取得が可能です。

<特徴>
- ソフトウェアのインストール不要
コアとなるセキュリティ検査ソフトウェアはUSBデバイスから読み込まれるため、検査対象のシステムにソフトウェアをインストールすることなく、マルウェア検索を実行できます。 - システムへの影響を最小限に抑える
スキャンプロセス全体において、追跡可能なファイルやログが検査対象デバイスに残されることはありません。
ソフトウェアやエージェントのインストールが許容されない機器でも利用いただけます。 - 分かりやすいLEDデザイン
マルウェア検索の進行状況とその結果は、LEDライトで視覚的に分かりやすく確認できます。
Safe Port
工場内に常設して使用する検査ステーション。外部から持ち込まれたリムーバブルメディアを、設備系ネットワーク接続前にスキャンし、リスクを防ぎます。

<特徴>
- 高速ウイルススキャンで工数削減
1分で7,200ファイルのスキャンが可能。*1
スピーディーな脅威検出によりお客様のウイルススキャン業務の工数削減に貢献します。
(*1 性能は実験室で測定されたものです。性能値は試験条件およびシステム構成によって異なる場合があります) - 効率的なウイルスパターン更新
Safe Portを管理コンソールElementOneに接続することで、最新のウイルスパターンを取得できます。 - オフライン環境でも運用可能
OT環境でまた多くのオフライン環境が存在することを前提に、Safe Portはオフライン環境でも利用できるように設計しています。 - 検査対象のデバイスにセキュリティソフトをインストール不要
デフォルトでSafe Portに利用するためのソフトがインストールされており、すぐにお使いいただけます。
ElementOne
Portable InspectorやSafe Portから収集されたスキャンログや資産情報を一元管理し、ダッシュボード形式で表示。脆弱性、OSの更新状況、インストール済のアプリケーション、詳細なシステム情報など、資産を見える化する機能を提供します。

<特徴>
- 一目で資産全体像が理解できるダッシュボード
ElementOneは、組織の資産と関連するリスクの包括的な全体像を可視化します。資産の種類、OS、未適用のセキュリティパッチトップ10、総資産数、重要な脆弱性のある資産総数が表示されます。 - コンプライアンスと透明性
ElementOneは、コンプライアンスに配慮した詳細な情報を生成することができ、透明性を高めるだけでなく、組織の資産管理者が厳格なコンプライアンス要件に対応できるよう支援します。 - 詳細なマルウェア・フリーレポート
ElementOneのマルウェア・フリーレポート機能は、企業で管理されている資産の包括的なセキュリティ状況を可視化し、潜在的な問題へ早期に対処することを支援し、システム全体のセキュリティレベルを向上させます。
マルウェア・フリーレポートには、資産のマルウェア検索結果、詳細なシステム情報、検索設定、インストール済みアプリケーションのリスト、適用済みWindowsアップデート、脆弱性スキャンの結果、および未適用のセキュリティパッチなどの内容が含まれます。 - 詳細な資産のスナップショット
ユーザーは、各資産の詳細を掘り下げて分析し、脆弱性、OSアップデート、インストール済みアプリケーションなどの特定の情報を確認することができます。
このダッシュボードにより、徹底的なリスク評価が容易になり、状況に合わせたセキュリティ対策の優先順位を適切に判断し、潜在的なセキュリティ脅威を緩和することができます。